仕事始めました! ⑳不運の引き寄せ?

 「引き寄せの法則」というのを聞いたことがあるだろうか。これに関する書籍は今も数多く書店に並び、スピリチュアルなhow to本の中では変わらぬ人気を誇っている。
 私もその中のどれかを買って熟読した訳ではないが、成功や幸運は降って来るものではなく引き寄せているのだという主旨だったように思う。
 しかし、失敗や不運はどうだろう。「理由無くして成功はないが、理由なき失敗はある」とも言われる。例えば自然災害に建物を壊されたり、歩道を歩いていていきなり車に突っ込まれたりというような、こちらに咎の無い不運は確かにあるだろう。もちろん完全に自分が悪い失敗もあるが。つまりネガティブな出来事に関しては2種類あるということだ。

 愛車からのメッセージ?

 そして、今の私は不運も引き寄せているのでは?と思う今日この頃なのだ。それ程までに今月に入って困ったことが続いているのである。自分が原因のものもあるし、単なる不運で片付けられるものまで。とにかく今、数年分のネガティブな出来事が津波のように襲ってきている。

 まずは車での物損事故(前回の『3.11の悲劇』を見てね)を皮切りに。
 その翌日の金曜日に、車に乗ろうとシートを後ろに下げたら動かなくなった。足の短い私はシートをけっこう前に出さないとペダルに足が届かない。仕事の時間が迫っていたので、背中に分厚い仕事のバッグやそこらにあるモノを詰め込んで何とか足が届くようにして目的地へ向かった。
 すぐにでも車を修理に出したかったが、その日は用事があって仕事は午後休をとっていた。知人が出演するオペラ公演のスタッフをする予定だったのである。昼過ぎからゲネ(リハーサル)があり、終演後の片付けまで入れると終わるのは夜9時。車を修理に持っていく暇はない。

 私がいつも車の修理などを頼んでいるディーラーは、以前住んでいた家の近くで片道1時間はかかるところ。遠くて車検の時とか不便なのだが、もう20年以上のお付き合いで今更何だか変えにくい。往復2時間。生憎土曜日も仕事は詰まっていた。しかもそろそろタイヤも替えなければと思っていた(後ろ2本は5年以上替えてない。そろそろ限界?)ところ。ディーラーに電話して、ついでにタイヤ交換もと頼むと日曜日は作業出来ないので月曜日に、ということになった。

 月曜日、仕事の合間を縫って(その間運転し辛さには慣れたが、ちょっとヒヤヒヤ。パトカー見る度ドキドキ)都市高速を使って持って行き代車と交換し、一安心。まあ、久しぶりのオートマ車ではあるが。
 タイヤを変えないとそろそろヤバいよ?という愛車からのメッセージだと受け取ることにした。

 今度は車が身代わりに?

 ところが翌日の火曜日の午後3時過ぎ。次の仕事までは3時間位あいていたので一旦家に帰ろうと、車を停めていた有料Pに行くと。何やらフロントガラスのワイパーに紙が挟んである。

 ナニナニ「この交差点で衝突事故があり、貴方の車が割れたガラスの破片をあびています。つきましてはこちらに連絡してください。○○警察署」。エーーーッ‼良く見れば確かに車の破片が散らばっている。車の屋根にも。えーこれ代車なのに。

 ふと見れば、箒とチリトリを持ってそのガラスの破片を片付けている人の良さそうなオジサンがいた。代車の前でたたずんでいる私に気付くとそそくさと寄ってきて「私はこういう者です」と名詞を渡す。その人は、事故起こした人(話によれば被害者側だと言ってる)が入っている保険会社のヒトで、誰も掃除しないだろうから来たのだそう。
 その人から事故のあらましを聞き、紙に書いていた警察署に電話すると一応車に被害があった場合の為の書類を作るので署に来て欲しいと。よくよく見れば、車体にいくつか線キズがある。これは元から?それとも‥。

 保険会社のおじさんが「車の上のガラスは下手に触るとキズが付くかもしれないからそのままで」というアドバイスをきいて、ガラスの破片を乗せたままナビを見ながら警察署へ。ディーラーに電話すると、代車には元から小さな線キズはけっこう入っているから、それは気にしなくてもいいとの事だった。

 そんなこんなでくたびれて家に帰ると、次の仕事に出るまで1時間もない。帰りが8時過ぎになるので、夕飯済ませなくっちゃとご飯をかき込む。(就寝が10時頃なので。食べてはすぐに寝れないもん)
 そうしてこの日も慌しく終わり、気分はまるでボロ雑巾(仕事は大した事してないんで多分気疲れ)。まあ、事故に巻き込まれたのは私じゃなくて車だし、災難の身代わりか。
 翌日水曜日は午前休。愛車は木曜日に出来上がるし、久方ぶりに春の日差しを浴びながら庭の草取りをしたりしてゆっくり過ごし、午後から仕事に出かけたのであった。ここ数日にあった一連の不運の中での最大級規模のものが、この日待ち受けるとも知らずに。

 最後に大津波が‥!

 午後の3件の仕事が終わり帰宅した時、月曜日に会った友人がコロナ陽性になった知らせが。えっ?じゃあ私は濃厚接触者?ということは仕事出来ない?2週間自粛?明日からもう?

 直ぐに職場の所長に連絡する。先月も仕事でミスって、1週間前は大事な顧客の器物損壊、その後処理も終わらないうちに2週間の欠勤。さぞかしあきれているだろうなあ。きっと彼女も「どうして自分にこんなにトラブルが‥。」と思っているに違いない。

 仕事のミスや物損は私の落ち度ではあるが、その後の押し寄せる不運は何だろうか。これは引き寄せているのか。占い師とかに相談したら、どうかしたら高額な壷かお札を買わされるケースだな。「貴方には今悪い気が憑りついております。これを買えば災いを払えます」とかナントカ。

 前述の「引き寄せの法則」によればネガティブ思考はやはり不運を招くらしい。
「また失敗するかも」「また不運なことに会うかも」とビクビクしていると、それを引き寄せる(というか失敗の確率を上げたり、不運を誇大に感じたりする)のだろう。
 じゃあ、「もう失敗しない」「後は幸運が待っている」と考えるべき?勿論やるべきことをやった上でということだけど。『沈んだらあとは浮かび上がるだけ』とは誰が言った言葉だっけ。

 こうやって書いてみると、いろいろあっても私は病気もケガもしてないし、友人達とはラインで心温まる会話ができるし、大したことではない様に思えてくる。(いや、職場の方々には多大な迷惑はかけているけど。仕事ラインからは忙しさが伝わって来る。ホントすみません)
 この降ってわいたような自粛の2週間は私にとって、いや今回私と同様に自粛生活を始めた友人達にとっても意味あるものになるかもしれない。
 しかしどうぞこれが最後の波でありますように!

 というところで、またね。ごめんなさいませ。

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