仕事始めました㉜ガンにならないために(その6)

 前回の記事で「食品業界の闇」だの「どうして激安スーパーや外食はだめなの?」とかいろいろ頭に?が乗っかった方もおられるだろう。

 結論を言えば、まず日本の食品安全基準が欧米と比べてユルユルで、私達は自分で安全な食品を選んで食べなければならないということである。いつの時代でも『売られている物は全て安全』ではないのだ。そう、今の日本も。もちろん発展途上国よりはマシだろうけど。厚労省関係者の方がおられたらごめんなさい。

 それでは基準を厳しくすれば良いかといえばそんな単純な問題でなく。

 例えば小麦。小麦粉は国産小麦(国内生産と書いてあるのは国産小麦とは限らない!)は流通のわずか10%。90%を輸入に頼っている。主にアメリカやカナダなどだ。そしてそれらはほとんどが遺伝子組み換えである。

 「遺伝子組み換え食品」は身体に良くない!

 何となくそう知っているが何故そうなのかをちゃんと理解・説明できる人は多くない。

まずは遺伝子組み換えの闇

 以前から不思議だった事がある。

 昔ワイドショーなんかで「これこれは健康に良い」という特集が組まれた後は、スーパーからそれが売り切れて消えるという現象が度々起きた。しかし買いに走った人に「どうして良いのか」尋ねても、「免疫が上がる」「認知症になりにくい」「みんなが買ってたから」などが返って来るだけで、スラスラとメカニズムを答えられた人にあまりお目にかかった事がない。どうしてそうなるのかを知らずして「テレビでそう言ってるのだから間違いない」と信じ込んでいるからだろうか。まあその程度の理解だからブームは直ぐに下火になるのだろうけど。

 遺伝子組み換えもしかり。なぜ良くないかしっかり分かっていたら誰でも避けたくなるだろうね。だからこそテレビなどのメディアでは大々的に特集を組んだりはしない。そんなことしたら食品関係のスポンサー様からお叱りをうける。

 さて本題。なぜ遺伝子組み換えがダメなのか。

 そもそもなぜ遺伝子組み換え作物が作られたのか。それは生産コストを下げるためである。

 農産物を育てる上で大変なのは雑草処理害虫である。これらに多大な費用と人件費がかかる。それに対処するために除草剤や殺虫剤を使うと肝心な農作物にも被害を受ける。そうだ、除草剤や殺虫剤にも強い品種を作ればいいんだ!と遺伝子を組み替えたのである。そうしてバンバン農薬を浴びてもたくましく実らせるのが遺伝子組み換え作物という訳である。

 つまり遺伝子組み換え作物はガッツリ農薬を浴びているのだ。農薬っていっても人体に害がある薬品はそうそう使ってないのでは?と能天気に考えるかたもおられるかもしてない。

しかし。例えばグリホサート。米国企業の商品で、日本では商品名「ラウンドアップ」と言った方が耳にしたことがある人が多いだろう。この除草剤は発がん物質としてアメリカでは何万件も訴訟になり、しかも会社側が負けている。米国や日本以外の殆どの先進国では輸入禁止・使用制限がとられている遺伝子組み換え作物と抱き合わせで使われているものだ。それが日本ではホームセンターではでかでかと積み上げられて売られている。日本でこれを禁止措置にはしていない。何故ならこれを使った遺伝子組み換え作物を大量に輸入しているからである。

日本の食品は何故安い!?

 東京オリンピックで海外から来た外国人記者たちが、日本のコンビニでの食品の多様さや価格の安さに驚いてよくSNSにあげられていた。特にタマゴサンドに感激されたようだ。「こんなに美味しくてこの安さだとは!自国ではこの2倍の値段はする!」と。しかしそのパンは安い遺伝子組み換えの小麦でできていて、卵は中国あたりから安く仕入れた卵液から。しかも直ぐ腐らない様に添加物てんこ盛りだとしたら。日本の食品はそうやって価格を下げて国民の食生活を支えているのである。

 中国では土壌汚染が進んでいて、富裕層は自国の食品は買わず輸入食品に頼っているという。日本でも富裕層には「安全な食品の情報」は行きわたり、自分たちだけは安全な食生活をしている人が増えてきていると聞いたけど本当だろうか。

 ここでは小麦を例に出したが、注意すべきは他に大豆やトウモロコシなどがある。現在大豆だけには『遺伝子組み換えでない』の表示があるが、数年後にはその表示も無くなる方向だという。日本の厚労省はアメリカの圧力に負けたんだろう。日本はホント食品安全後進国。それもこれも国民がなにも知らず何も言わないから。

 「私トウモロコシはあまり食べないから。ポップコーンも好きじゃないし」という方。遺伝子組み換えのトウモロコシはコーンシロップというカタチで入って来る。ブドウ糖果糖液糖(または果糖ブドウ液糖)の原料だ。砂糖より安価で冷たい食品にも砂糖より効果を発揮するコレは、今や日本の多種多様の安い食品には必ずと言っていいほど使われている(スーパーで食品の裏を見てね)。

 つくづく思うのは自分を守るのは自分だけである。以前は何も考えず「安ければ安いだけ良い」とケチケチ生活していた時もあったが、一番守るべきものは健康だ。どんなにお金や時間があっても健康無くしてはすべて虚しい。やりたいことが出来る、楽しみたい事が楽しめる、死ぬまでそれらを実現するためにはケチったらいけないのだ。

 外食もたまにはいいが程々にね。わざわざ「国産」や「北海道産」などの表示がないならその店の小麦食品、例えばパン、パスタ、めん類などはまず遺伝子組み換え輸入小麦を使っていると思ったがいい。悪気はない、知らないだけだ。

 だが知ってしまえばもう戻れない。そしてみんなが知って消費傾向が変われば食品業界も少しずつ変わって行くという例がアメリカでも少しづつ起きている。諦めるなかれ。

 それではまたね。ごめんなさいませ~。

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