今流行りの糖質オフ。
糖質を制限するのは非常に困難だ。特に日本の食品は素晴らしくおいしいし。
お米もそうだし、美味しいパンのお店もあちこちにある。
炊き立てご飯に合うおかずは和洋中限りなくあるし、毎日のようにグルメ番組。
これでどうやって、糖質を諦めたらいいの⁉
今回の結論:諦めずに整える。まずは朝食
逃れられない糖質の誘惑
女性は本能的に甘いものに目がない。妊娠・出産を担うため、人類の長い飢餓の歴史の中で飢え死にしないために、皮下脂肪を蓄えるように進化してきたのだから。
甘いもの→炭水化物→ブドウ糖は、速やかに脳や身体のエネルギーになり、タンパク質や脂質の様に消化に無駄なエネルギーを使わなくてすむ、身体が大好きな栄養源だ。
だから、糖質は最も効果的に身体に脂肪をつける。糖質制限なしでは、健康的に体重コントロールするのはほぼ不可能と言っていい。
ならば、どうやってこの難敵と闘っていこう?
その為にはこの敵の事をもっと知らなくては。
甘いもの(ご飯等の炭水化物も噛めば甘みが出る)が欲しくなるのは本能である。
これを食べない事は、慣れてないと(無意識な死の恐怖?)物足りなくイヤ~な気持ちになる。なんだか満腹感も足りない感じ。
まずはそんなに食べなくて大丈夫と自分に言い聞かせよう。
前回の食生活革命の第一段階で、炭水化物食品の一食における割合を決めよう、という試みをお勧めした。
でもそれ読んだ方、きっとやってないか、すぐ挫折したよね?
自分の円グラフ皿の半分以上をおかずにするなんて、無理と思ったあなた。
あなたは独裁国家並みに革命が必要だ。じゃないと、そのうち某国の独裁者のような体型になる。ジワジワと10年、20年かけてね。
炭水化物を制限すると、何を食べていいか(作っていいか)分からなくなる人がいる。日頃からガッツリ炭水化物中心食を食べて、お腹を満たしてきたからだ。
近世まで一般庶民は肉体労働をしてエネルギー補給が必要だった。
うどん、そば、おにぎり、雑炊。おかずが無くてもそれだけで完結する。しかも安価。今でも東南アジア穀倉地帯の貧しい人々は炭水化物が文字通り主食だ。
テレビで見たタイの農家の家族の昼ご飯(そこでは農繁期は子供は学校が休みらしい)の場面で、子供を含む家族5人が、真ん中に置いた少しの野菜と塩こしょうだけでひたすらご飯(米)を食べていた。肉体労働するので皆一様に痩せていたが。
あなたも朝や昼、こんなご飯にしてないか?
朝、トーストとコーヒーだけ。昼、うどんかカップ麺とライス。または菓子パンだけ。
「だって、自分ひとりの為に料理は面倒なんですもの。」
とーってもわかる。毎日カフェのモーニングやランチが、ダイニングテーブルに座るだけで出てきたらどんなに幸せだろう。
自分の仕事と、保育園や小学校の子供を抱えている主婦はもう自分のことさえ考える余裕もない。どうかしたら朝は食べられない。
あなたが妊娠していなければ、朝食抜きでもいいだろう。
半日絶食も今ブームだ。それなりに健康効果がある。1日1~2食の芸能人も多数いる。その1~2食の内容が良いものなら、問題はない。
そうではないから、今あなたは太っていて(あるいは太りかけてて)痩せたいと思っているのでは?
料理は食の基本。でも面倒。どうする?
「バランスが大事なのは十分わかってる。でも実行は難しいわ。毎日が忙しいし、家族に晩御飯作るだけだって大変なのに」
まあ、現代日本の問題はここだ。
今の母親は子供が成人するまでに料理を叩き込まない。母親自身が料理が面倒くさく苦痛に思っているからだ。(あなたの母親が料理が好きで、しばしば料理を教えてもらっていたならラッキー!)
なぜ苦痛か。
まず、料理=面倒、苦痛の刷り込み。あなたの母親は疲れた顔で、ため息をつきながら嫌々晩御飯をつくっていなかったか。あなたの父親は直ぐに母親に料理を押し付けてなかったか。
そして慣れない事をやらねばならないこと。新入社員と同じ。
ルーティンになってない事は苦痛だ。私たちの脳は直ぐに省エネに走りたがる。
毎回同じことをしない料理は頭を使うので疲れる。
これも主婦20年ぐらいやってれば苦痛ではなくなる人が増えるのだが。新米主婦やママなりたての年齢で、やすやすと料理ができる人はごく少数派。
それも一人で、というところ。
普通一人で黙々と作業するのに女性は向いてない。楽しくないのだ。
大家族の時代は家に複数人女性がいて、人間関係が悪くなければ作業分担して、お喋りしながら家事ができた。小規模の女性の多い会社のよう。
「なぜ、私だけが?」
そう思って夫や子供を巻き込もうとしても、今度は自分以上の新人の教育に疲れる。
夫や子供の嫌々の態度(甘えなんだよね)に腹を立て、汚れる一方の台所にイライラし。かくして、自分一人の方が楽と勘違いして料理当番を抱え込む。
職場では根気よく新人に教えれるのに、家族には出来ないのは何故だろうね。
「とにかくさっさと終わらせて、早く休息したい」それしか頭に浮かばなかったり。
可哀相な日本の主婦たち。
忙しさは食欲を倍加させ、早食いにし、甘いご褒美がないとやってられなくなる。お手軽な炭水化物がガッツリお腹を満たし、お菓子やスイーツが習慣化する。
どうやってこのアリジゴクから抜け出そう。
一度には無理。朝食からの革命
あなたが、すでに完璧な朝食を作っているなら問題ない。
炭水化物の配分を見直すだけ。
しかし、慌ただしさからいい加減になっているかも、と思うなら。
まずは朝食のルーティン化。
毎日ホテルや旅館のような朝食を出す必要は無い。
(洋食)パン:歯ごたえのあるもの。ライ麦、全粒、イングリッシュマフィンなど。
大切なのは量。食事の全体量の3分の1量。
つまり、食パン6枚切りを1枚は多すぎよね。食パン以外がベター。
あらかじめスライスはしておく。
卵 :面倒ならまとめてレンジゆで卵を。
今やレンジで温泉卵やスクランブルもできる。
フライパンを洗いたくなければ。
肉等:アメリカンブレックファーストならハム、ベーコンやウインナーソーセ
ージがつくが、これらは加工肉でお勧めできない。特に妊婦には。
市販の加工品には添加物がどっさり。冷食も。裏の表示をよく見て。
これらはもしかしたらあなたの食欲や嗜好を狂わせるかもしれない。
サラダチキンか、ノンオイルのシーチキンを。
どちらもざっとほぐしてマヨかドレッシングであえておく。
サラダやパンに乗せても美味い。
乳製品など:必ずしも牛乳をとる必要はない。好きなら豆乳(無調整)でも。
私は毎日豆乳と青汁(粉末)と少しの蜂蜜で。とても美味しい。
ヨーグルトは当然無糖のものを買い(脂肪ゼロでないもの)フルーツ
やハチミツ、メープルシロップ(いずれも使いすぎない)で。
チーズはナチュラルチーズと書いてあるものを。プロセスチーズは最早
発酵食品でなくなっている。
野菜:最重要。洋食だからといってサラダである必要はない。
サラダがどうしても欲しいなら、前もって大きな保存容器にちぎった
レタス、スライスきゅうり、スライスパプリカをまとめて冷蔵庫に。
2~3日もつ。
私は夕食を作る時玉ねぎ、きゅうり、パプリカは余分に切っておいて
甘酢につけて簡単ピクルスにして朝食に食べている。
朝やろうと思わない事。出来ません。
野菜は冷凍をおおいに活用しよう。できれば国産。
ブロッコリーやカリフラワーやカボチャはチンするだけ。
トマトはミニが楽。買ってきたら、すぐに洗ってヘタとって(ヘタには
雑菌が多い。お弁当もヘタ付きはダメ)ふた付き容器にいてておけば、
いつでも使える。
これらを一皿に盛る(ドリンク以外)もちろんこれらを全部のせなくていい。
私は仕切りのある大皿を使っているが、小さな容器に入れたのを皿に乗せても素敵。あとはドレッシングやソース、パンのスプレッドを日替わりにすれば飽きない。
(和食)ご飯:麦か雑穀を混ぜるのがお勧めだが、どうしても夫が白飯がいい(それ
でもほんの少しから慣らしていこうね)と言い張るなら、
自分の分だけまとめて炊き、小分け冷凍。
味噌汁:3日分のベースの汁(後は具とみそだけの状態)は冷蔵庫に。
私は油揚げが好きなのでベースにも入ってる。
あとは朝必要量小鍋にとり火にかけ、具とみそを入れるだけ。
切って冷凍しておいた野菜(たいていの野菜・キノコは生で冷凍)
とか、乾燥わかめやスライス干ししいたけなど直接入れれる乾物
等。インスタントの味噌汁は栄養はほどんどないので止めよう。
大豆製品:豆腐や納豆はどちらか必ず食べるようにしている。
どちらも3個パックのものなら、容器に出すだけ。
卵 生でも良いが、卵焼きは作り置きができる。
あとは海苔やモズクなど出せばいいだけのおかずはいろいろ。
佃煮や漬物はご飯が欲しくなるから注意。
炭水化物は全体量の3分の1を守る。
朝から身体に栄養が満ちれば、そして、炭水化物を取り過ぎて血糖値を上げすぎなければ、ずいぶんと違った午前中になるはずだ。
まず、貧しい朝食から革命を起こしていこう。
それでは続きは次回。ごめんなさいませ~。


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