炭水化物食品というのはどうしてこんなに美味しいのだろう。
成長期は無条件に身体が欲するとして、もう大きくなりたくないオトナになってまで。
日本人は長い間、米をたくさん食べて生きてきた。
もちろんうどん等の小麦食品も、古くは奈良・平安時代に中国から伝来し食べられてはいた。しかし租税や給料が米だった江戸時代の様に、米の存在は日本人にとって他に替わるもののない大きなものだった。
しかし昨今の小麦食品の優勢ぶりはどうだろう。
米を食べない日はあっても小麦を食べない日は無いのではないか?
今回の結論:小麦食品は食べ過ぎないこと
グルテンって何?
パン、スパゲティ、ピザ、めん類、スナック菓子、洋菓子。
みんなが大好きである。しかもおかずが要らず食感もバラエティーに富んでいる。
どこででも手軽に手に入り、そのままか、レンチンもしくはお湯を入れるだけ。
そして太った人は必ずこれらを毎日多量に食べる。
なぜなら食べずにはいられないから。
今では多少知られるようになったグルテンの弊害。
グルテンとは小麦等穀物に含まれるタンパク質だ。うどんやパンのあのモチモチした食感はグルテンのおかげだ。米粉パンにあのモチモチ感を出す為入れることもある。
そう、米にはグルテンが入っていない。
グルテン関連障害というのがある。代表的なのがセリアック病で自己免疫疾患である。
他にグルテン過敏症、皮膚炎、グルテン失調症、小麦アレルギーなど、近年増加している疾患だ。
セリアック病は小腸の炎症がおこり、下痢や栄養障害になる。遺伝的要因があり欧米で多く1%ほどもいるといわれる。(1000人中10人!学校にも必ず数人はいるのか)
アメリカでは15%がグルテン過敏症と言われている(無自覚も含め)。
輸入食品で『グルテンフリー』と表示されているのを見たことがあるかもしれない。
「え?でもそれは海外で、特別な人たちでしょ?私グルテンアレルギー無いし。」
いいえ、もしあなたが太っているなら、無関係ではないかもしれない。
グルテン中毒かもしれないから。
グルテンは腸で分解されてグルテオモルフィンというアヘン様の化合物となり、これはアヘン系ドラッグと同じ脳の受容体を刺激する。
無性にパンが食べたくならないか?食べ出したらついつい食べ過ぎないか?毎日めん類でもいいと思ってないか?
もしそうなら、自分がグルテン中毒になってないか検証してみればいい。
2~3日でも小麦食品なしでいられるのなら、心配ない。
でも、もし食べたくて食べたくてたまらなくなるのなら‥。
なぜ最近グルテンが問題になったか
「他にもコーヒーやチョコだって中毒性があるって言われてるじゃない。何が悪い?」
そりゃ悪いでしょ。あなたが太っているなら、その中毒を治さないと食生活改革は困難だ。『食べたくて我慢できない』のはあなたの意思が弱いのではなく中毒なのだから。
「でも小麦って何千年も人類に食べられてきた安全な食べ物じゃない?」
そう、以前はこんなに問題にならなかった。人間が小麦を変えてしまうまでは。
近年、食感を良くしたりパンの発酵時間を短くするためグルテンを多く含む小麦を品種改良し、今や中世ヨーロッパの数倍のグルテンを含んだ小麦になっているという。
そして日本は小麦のほとんどがアメリカ、カナダ、オーストラリアなどからの輸入もの。(フランスや国産の小麦は土壌のせいかグルテンはやや少なめらしい)
しかも望めばいくらでも食べれて、グルテンを取りこめれる時代である。
「じゃあ、小麦は一切食べるなというの?現代日本じゃ無理よ!それにパスタもケーキも食べられない人生なんて、死んだほうがまし!」
おやおや、世界には何も食べられずに死んでいく人々がゴマンといるのにね。
まず、自分がどんなに幸せな環境にいるかに思い出して‥と(これは自戒です)
さて、私が言いたいのは太った人は小麦食品を食べるなということではない。
あなたがなぜ太っているのか、なぜダイエットできないのかの一考察だ。
知っているのと知らないとでは天と地ほど違うでしょ?
私のグルテンとの闘い方
私も多分中毒だ。パンがものすごく好き。朝食はお米のご飯を食べる気がしない。
食べたい!と脳が求めて食べた時のその至福感。それは麻薬と同じ。
だが、食べ過ぎてはいけない事を知っている。もとより私は糖質注意の身体なのだ。
朝食を準備する度、パンを何切れ焼こうか(フランスパンが多い)と長年迷ってきた。
そして「1切れじゃ足りないよぅ」という脳の声にいつも負けていたのだ。
いまは1切れに好きなものをつけて、ゆっくり味わって食べれば大丈夫だという事を知っている(おかずも多いしね)1切れだからジャム等の甘いスプレッドもOKだし、食後眠くなったりだるくなったりしない。間食に小麦食品が食べたくなる事も少なくなった。
脳は見た目を欲しがる。決してカフェとかで出される量がなくては自分は満足できないという訳ではないのだ。じっくり自分の適量を見つけよう。
私は何年もかかった。ご飯の量もね(夜はだいたいお米かな)
たまにケーキやパスタも食べるが、毎日にならないように努力してる。
クッキーやビスケットの焼き菓子も大好き(袋食べ厳禁!一回分糖質20g分以下を皿に入れ、残りは見えない所にもっていく。今でもそうしないと全部食べかねない。)
これもしょっ中食べるとしょっ中欲しくなるからね。なんせ中毒なんで。
パンだけは毎日1切れ自分に許してる。ホントはパンを止めれたらベストだろうけどね。
太ってない人はそこまで気を付ける必要はないかもしれないが、グルテンの悪影響の研究報告は多数ある。炎症傾向、脳への血流量の減少、免疫系への影響等々。
あなたが小麦食品を多食した後、集中力の低下やちょっとした体調不良があるなら、疑ってみる必要がある。
食べ過ぎ注意!小麦食品。
それはあなたを太らすだけでなく、健康的に痩せるのを阻み、心身ともに生き生きとした人生をジャマしている犯人かもしれない。
それではまた次回。ごめんなさいませ~。


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