遺伝子は私達の一生を左右すると言って過言ではない。某ハリウッド女優が遺伝子診断で乳がんリスクのため乳房を手術で除去して(2013年)世間に衝撃が走った。まあ、悪性乳癌の発生リスクが87%と言われたらね‥。
体重に関する遺伝率は74%と言われている。(音楽の才能は92%遺伝するんですって!)ということは肥満の親からは‥。でもそれは必ずしも肥満から逃れられないということではない。人より肥満しやすいというだけだ。私のように。
そもそも人生とは公平なものではない。でも肥満しやすい遺伝子を受け継いでいるということは、ある意味人より有利な遺伝子も受け継いでいるという事でもある。
今回の結論:遺伝はただの事実。でも諦める理由にはならない
遺伝子ダイエットとは
10年位前に遺伝子ダイエットというのをやった。遺伝子ダイエットとは、『私達は遺伝子的に4つのタイプに分かれていてそれに応じて食事、運動、補助食品を合わせればダイエットが上手くいく』というもの。
もうとっくに廃れていると思ってたら、昨今の遺伝子検査の進歩や普及でまだこれでお商売しているメーカーや施設があった。
遺伝子検査とその診断にあわせたメニュー(食事・運動)とお勧めサプリがセットになっているものが多い。
私がやってた時代でもこの遺伝子検査はできたが、まだお高くて私は調べなかった。
今は診断だけだと通販キットで6000円ぐらいだ。ただ検査の精度はいかがなものか、というウワサがある。(間違っていたって分かりようがないもんね)
次の3つの遺伝子に変異がないかで分類する
1.リンゴ型(β3AR遺伝子)
ご飯や甘いものを食べすぎると内臓脂肪がつきやすい。脂肪の分解に関わる遺伝子。
いわゆるビール(糖質)腹もこれ?西洋人にこの体型が多いよね。
2.洋梨型(UⅭP1遺伝子)
下半身に脂肪が付きやすく、脂質の代謝が苦手。からだの脂肪燃焼に関係する遺伝子。
日本人女性の大半がこの悩みを持っているのでは。日本人は昔から脂質の少ない食生活していたので、上手く代謝出来ないのもうなずける。
3.バナナ型(β2AR遺伝子)
体型はどちらかというと痩せ型。筋肉が付きにくく、一度太ると痩せにくい。脂肪の分解を促進する遺伝子。
生まれてから一度も太ったことないでしょ、て人いるよね。うらやましい。
だがその分筋肉は付きにくく、いわゆる『隠れ肥満』。
そして「若い頃はスリムだったのにいつのまにやら中高年になったら太ってた」
4.アダム・イブ型
遺伝子より生活習慣が重要。
って、は?私がやってた時、そんな分類無かったぞ?3つのどれにも当てはまらない人が出てきたから?
で、どれか1つにバッチリ当てはまる人もいるが、複数の変異遺伝子を持っている場合もあるので、順列組合せで10タイプ?それも、両親からもらって同じやつを2つ持っている場合と片親だけからの1つだけ、というケースも分類したら、ええっと‥。
私は遺伝子を調べなかったので体型から勝手に「洋梨タイプ」と決めて、脂質を控えた食事を心がけた。(以前アブラ抜きダイエットで痩せたしぃ~?)
が、お察しの通りだ。成功するはずがない。アブラを控えれば腹持ちも悪く「アブラを控えてるから」で相対的に炭水化物が多くなる。
全然痩せない。かえって太りだしたので長続きはしなかった。そもそも遺伝子検査をちゃんとしなかっただけでも本気度は知れる(本は買ったが)
血液型ダイエットとは
似たようなものに血液型ダイエットというのがある。これも親から受け継いだ遺伝子が原因と言っているようなもの。太ったのは私だけが悪いんじゃない、という逃げ道。
人類は5万年前は全員血液型はO型でそこからA型、次いでB型、そして最後に1000年程前に(えっそんな直近?)AB型がうまれたそうな。
アフリカで発生してそこからヨーロッパ、アジアと広がっていく過程でである。
そのときの主な生活様式で食べ物も変わり、それに合わせたダイエットが成功しやすいというのだ。なかなか説得力があるではないか。
そこで次の3つに分類される。
1.O型:狩猟民タイプ(肉食系)
肉・魚介・青菜は痩せやすいが、穀物や炭水化物の多い野菜は太る。
2.A型:農耕民(ベジタリアン)
大豆製品や青菜・植物油は良いが、肉・乳製品・小麦はダメ。
3.B型:遊牧民(肉・野菜どちらもOK)
肉・卵・乳製品、青菜は大丈夫。トウモロコシ、小麦、ピーナツ、そば(やけにこれだけ細かい)は太る。
AB型はAとBの複合型で歴史も浅く分類不能だそうだ。
こうやって改めてみると面白いのは、全ての型で共通するのは食べていいのは青菜で、食べると太りやすいのに小麦が入っていることだ。やってた当時は気づかなかった。今ではよく理解できる。
私はB型だったので肉、乳製品(チーズ、バター、ヨーグルトは太らないんでしょ?ってなわけあるか)とご飯を食べた。この理論の提唱者がアメリカ人なので、コメの事はあまり頭になかったのか。これで痩せたら苦労は無い。
王道をめざせ!それが近道だ
まあ、これらは飲み会での話のネタにしかならない。血液型性格診断と同じ。(外国の方は日本人が血液型で性格を分類してると聞いて驚くらしい)
そもそも肥満関連遺伝子は60ぐらいあり、そのうちの数個がわかったところでね、というのが医師の意見とも聞いた。
今考えたらこれで痩せれる訳がないのに、痩せたい一心で藁をもすがる。
今も痩せ菌で痩せる、酵母や酵素で痩せる、チャコール(炭のこと。腸内の脂肪便を吸着すると。最近これが配合されたコーヒーが流行ってるらしい)、一食置き換えなど、ダイエット産業はあの手この手を使って弱った肥満女性の心を攻撃する。(そういう宣伝によくある痩せる前とやせた後の比較写真は面白い。明らかに別人か、加工で細く見せてるよねえ)
それにつぎ込むお金ももったいないが、何よりも自身の貴重な人生の時間がもったいない。楽して価値あるものは手に入らない。それらを使って一時的に痩せれたとしても、その後の長い人生でまた何度も闘いに戻ることになる。ギャンブルで大金を手にした者がお金を使い果たしてギャンブルに戻るようなものだ。
時間をかけ、一つ一つ正しい知識を積み上げ、実践し、試行錯誤する。
何かを成し遂げた人はみんなそうした。
結局それが一番の近道なのだ(ま~た偉そうモードになってるぞ)
何度でも言う!正しい食生活だけが適正な体重を保つ。
食べる楽しみを放棄するのではない(私も時々ハメははずしますもん)
でも身体に良くない食品を毎日のように身体が渇望することはもう無いから楽だ。
私もまだ先が長い(人生100年なら後40年もある)。日々変わって行く医学や常識を利用した肥満産業に(過去のように)踊らされないように気をつけて、真実への勉強を続けていけたらと思う。
それではまたね。ごめんなさいませ~。


コメント