日本の住居は狭い。いつもは広いオフィスで仕事していたら、なおの事休みの日に一日中家にいるのは耐えきれないかもしれない。
「オタク」という呼称があるが、それは没頭する趣味の為には家にこもっていても苦痛に感じない能力のある人のことではないかと思う。
前回、節約するなら週に何回もスーパーに行ったり、休日に家族でショッピングセンターには行ったりはしない方がいい、と書いた。
どうしてこんなにショッピングセンターが好き!?
日本人はなぜこんなにショッピングセンターが好きなのだろう。まだコロナ云々と言われているのに休日は家族連れなどでいっぱいだ。自粛だ何だと非難しているわけではない。ただそれほど好きなんだなあと思うのである。
コロナ禍以前は私もよくスーパーに行っていた(もちろん子育ても終わって時間ができてから)何故ならその日その日でお買い得商品が違う。その日の目玉や値引きシールがはっている「お得な」ものを見つけるのが一種の楽しみだったのだ。
コロナであまり外出・買い物を控えるようになってスーパーへの買い物は週1回になった。するといくつかの事に気が付いた。
まず、今まで買い物にどれくらい時間を使っていたかという事である。
家にいてもする事がない。またはしたくない事(掃除など)を考えたくない。あるいは家族からちょっと離れて一人になりたいなど、家を少しの間出たくなる時はあるだろう。そういう気分転換にもってこいなのがショッピングセンターなのだ。
ショッピングセンターに行けばスーパーで特売品の一つや二つあり得した気持ちもゲットでき、何より暑くも寒くもなく快適で休憩場所もある。本が立ち読みでき、トレンドな服もわかる。わざわざそこのカフェで本を読んだりノートパソコンで仕事?してたりする人もいる。
もとよりいかに消費者を家から引っ張り出して消費にもちこむかの為に、あの手この手で考え抜かれた場所だ。休日には子供が喜びそうなイベントも企画されている。お手軽なテーマパーク。
そしてそこに一人で行くにしろ家族で行くにしろ、一か月に何時間すごしているか。
私の場合は行き帰りの時間もいれて一回1.5~2時間。ビフォーコロナでは週に3回は行ってた気がする(車で10分だし)。週に5~6時間、1ヶ月にしたら20時間以上!?
その場所って、1ヶ月のうちほぼ1日以上を費やす価値がはたしてあるのだろうか?
とふと思ったのだ。
「そんな事言ってたら、ぼーっとテレビやスマホを見たりとかも時間の無駄なん?気分転換やリラックスの為に何やってもいいじゃん」
そう、あくまでも時間の使い方も個人の自由だ。
スーパーで無駄な時間を過ごしているとは言わない。今の物価や生鮮食品等の価格の目安を学ぶことも必要だ。だが、「これを買う」という目的無しにただぶらぶらするだけだったのは、この行為は私は何も考えずにすむからという理由に思い当たったのだ。
そして行ったからには何も買わずに手ぶらで帰って来ることはまず無いだろう。
家にいればそれこそテレビ・スマホを見る以外では、何をするにも一応考えなければならない。家事にしても何かの勉強にしても。何をしようかと考えることも。
脳は怠惰でできるだけ楽をしようとするときいた。「ルーティン」が流行っているのはそのせいだ。なぜなら使っているうちに疲れて判断力などは低下するらしいのだ。
世の勤労主婦が夕方に、晩御飯のメニューに頭が痛くなるのはそうなのか?
私は散歩という気分転換込みのこの娯楽に、考えない為に行っていたかもしれない。
買い物という目的の為だけだったら週1回で大丈夫なのだ。行き当たりばったりではなくそのつもりで準備して買い物すればね。
自覚のない浪費の罠
まあ、何に娯楽のお金を使うかは個人の自由だが、自覚のない浪費が一番もったいない。
よく言われる節約術で支出を3つの区分で考えよ、というのがある。
食費、光熱費など生きていく上で必要な消費。
勉強や将来の為の貯蓄等の投資。
楽しみや心のゆとりの為の浪費。
これらのバランスがどうか、ということだ。
特に3番目の浪費。これには心を潤したりモチベーションアップにつながる良い浪費と、只の無駄遣いの悪い浪費に分けられるという。
人はなかなかこの悪い浪費に気づけない。何だかんだ理由つけて「自分には必要だった」とこじつける。衝動買いやギャンブルなどだ。
私のはまったテレビ通販などもそうだろう。買ったのに活用してない物が多々ある。
悪い浪費の特徴は考えないことだ。
そして私のショッピングセンター通いもそうだったかもしれない。
いや、行くのが悪いのではない。そうした無自覚な浪費に気づいていればいいのだ。
今も行くが、買おうと思ったものが気に入らなかったら手ぶらで帰る事もある。
そして他に気が付いた事だが、大きなショッピングセンターは維持費がかかるせいか食料品はあまりお安くない。食料品以外は頻繁に買うものは無いので、今は週一行くかどうかかな?
私は食料品は種類ごとに買う場所が決まっている。
肉は卸売もやっている肉屋に月1回。
野菜も野菜屋に週1回で月4回。(もらったり、在庫の具合で行かない事もある)
魚、卵、豆腐等の生鮮食品、米、調味料などは生協に週1回で月4回。
これで1ヶ月まわる。野菜日と生鮮日は同じ時なので、買い物はおよそ月5回だ。
申し訳ないが、これらは車で買い物に行ける、が前提だ。マイカーのないご家庭はあまり選択の余地はないだろうけど。
えーっ!肉は月1回!? そう、一人暮らしだからね。家族がいても2週に1回でいいだろう。私はこの時、豚、トリ、牛、ミンチなど合わせて3㎏程買う。
これが1ヶ月の食費の3分の1程を占める。この話はまた次回。
【今回のまとめ】
1.ショッピングセンターは目的をもって行こう(つまり無くても困ってなかった物を衝動的に買わない)あれ、前回とかぶってるか?
2.ショッピングセンターでは食料品は総じて高め。食料品を買うなら小規模スーパーのほうがお勧め(品揃えに難がある場合があるが)
けっしてショッピングセンターに恨みがあるわけでない。
楽しいところなだけに注意がいるというところ。
何もこんなにケチケチ生きなくていいじゃん、と思う人もいるだろう。しかし若い人ほど若いうちからの資産形成が必要な時代になった(前回、「始まりの章」を見てね)
老後に潤沢な資産が無い中高年は尚更だ。
なぜ給料が残らないのか、貯金が出来ないのか、どこに浪費の罠があるのか、考えていくことが大切だと気付いてもらえたら嬉しい。
それでは、ごめんなさいませ~。


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