節約するには自炊が必至。わかっているけど料理って面倒くさい。
何段階もの手順を経て、できたものを堪能するのは長くて20分位。後片付けもあるし、ゴミも出る。
私の知人に一切の料理をしない、と決めている人(40代主婦・子供なし)がいた。
夕食は夫と食べに出るか、お弁当を買って帰るそうな。炊飯器はあるが、何年も箱に入ったままという。朝食は出勤途中のコンビニで買ったラテとドーナツをよく食べていたりする。
もちろん昼はコンビニかお弁当屋さんの弁当だ。ここまで割り切っているのも珍しい。
確かに食材を買う手間もなければゴミも出ない。空のパックや弁当箱ぐらいだ。
で、問題の健康被害はというと、体型はスリムだが、はたから見れば色々なこと(原因不明の湿疹や腹痛、重度の貧血や便秘)は食生活からだと思う。若い時から何十年も自炊をしてこなかった身からしたら、もうこの生活パターンは変えられないらしい。貧血や便秘には薬で対応しているが、根本原因が食生活とは認めたくはないんだろうな。
人間は「変える」ということが一番苦痛だからね。
自炊のもっとも大きな利点は節約よりも、この健康に良いという事である。
自分に合わせた食事をカスタマイズできる。
特に前述の彼女のような出来合いのものや外食を多用する人に圧倒的に足りなくなるものが摂れる。
野菜である。野菜はそのアレルギーが無い限り、健康を支える土台だと私は思う。
人類はその長い飢餓の歴史から、エネルギーを得られやすい炭水化物やタンパク質を、美味いと感じるように進化してきた。人間は草食動物のように植物を消化してエネルギーに変えるシステムが無いため、長い間野菜は、添え物や食物が足りないときのお腹の隙間をうめる役割しかなかった。
今でも野菜をそんな風に考えている人も少なくない。
しかし近年栄養学も発達し、ビタミンが発見された約100年前から様々なことが分かってきた。
とくに食物繊維。五大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)に次ぐ第六の栄養素といわれる。
食物繊維は、これまた第二の脳といわれる腸の健康に関わって来る。腸では免疫物質やビタミン、セロトニンや消化ホルモンが作られ、腸の不調は様々な心身の不調を引き起こす(脳腸相関)。
玄米でなく白米を食べる現代人は野菜や果物で食物繊維を摂らねばならない。
食物繊維だけではなく、ビタミン・ミネラルの宝庫であり、抗酸化物質も多種類ある。
食べ過ぎて困る事はほとんど無い(塩分は注意ね)
果物に関しては昨今品種改良などで糖度が増し、果糖の害も言われていることもあって多食はお勧めしない。食物繊維が少ないものもあるので要注意だ。
なぜ節約の話で栄養のことが出てきたのかというと、節約して栄養バランスを崩し、老けたり健康障害がでては元も子もないからだ。
例えば、安いからとモヤシばっかり、大根や白菜まるまる買ってそればっかりではダメ。
いろんな野菜をバランス良く、たっぷり、それもお手軽に。
その為に活用するのが冷凍野菜なのだ。
料理で何が一番面倒だろうか。私は野菜の処理だ。
泥を落とし洗い、皮を剥き種を取り、きざむ。、どうかしたら筋取りやあく抜き、下茹でが必要だったり。いかに昔の人が、どうにかして食べる為にこれらを考え出したか苦労がしのばれるね。
他にメインの肉や魚の下ごしらえや調理があるが、今はだいたいこれらは切り身。
わざわざ魚をさばく人は珍しくなった。
だから野菜の処理さえもっと簡素化できれば、私のようなめんどくさがり屋でもぱぱっと料理が出来上がる。
最初から冷凍野菜を買ってもいいが、それではあまり節約にならない。
まあ、今は8月だが長雨の後の猛暑で野菜がべらぼうに高い!(昨日ミニトマトの小パックが三百円以上の値が付いていたのにはビックリ!)
こういう時は価格の安定している国産の冷凍野菜を買ってもいいだろう。
普通はその季節季節の旬の安い野菜は必ずある。
それらを冷凍しておき、調理のたびに冷凍庫から数種類出してパッパと使うだけ。
私の野菜用冷凍引き出し(サブ冷凍室を野菜専用にしている)には常時10種類以上の冷凍野菜が入っている。ほとんどの野菜・キノコは生のまま冷凍できる。
ただ、カボチャ、ブロッコリーやホウレン草は一度軽く蒸す・茹でしてからのほうが使いやすい。(ホウレン草もソテーにするなら生冷凍でもよい)
キノコではえのきだけは生のままの冷凍は、あの歯ごたえが無くなってダメかな。
買ってきたときでも良いが、わざわざ包丁とまな板を出すのはメンドウなので、調理のついでに1種類だけさばく事にしている。
ある日の夕食準備。たとえば大根1本あるとする。
まず葉を落とし(必ず葉付きをチョイス。スーパーにはないのよね)生で食べる上部と、加熱用の下部に切り分ける。
上部はその日の大根おろし用となます用に分ける。(なます用はスライサーでスライスしたらさっと塩をふっておく)下部は煮物用の輪切りと味噌汁・スープ用のいちょう切りにしてそれぞれジップロックに入れ冷凍庫へ。
なます用がしんなりしてたら、塩を洗い水気を切ってキリ昆布と甘酢をかけ密閉容器に入れて冷蔵庫へ(次回のおかず)。
大根葉は洗ってみじん切りしてじゃことゴマ油で炒め(醤油味)ゴマを混ぜ、1品。
同時に湯を沸かし手持ちの冷凍野菜と油揚げ(これも切って冷凍してある)をぶちこむ。
鯖の切り身を電子レンジで焼く(5分位。レンジで焼き魚ができる「ふしぎな皿」という商品がある。そのまま食卓に出せる)
その間、大根おろしをすり、具沢山味噌汁に味噌を溶かしたり、調理器具のお片付け。
魚ができたら入れ替わりに冷凍ご飯(これもまとめて作って冷凍)を3分チン。
味噌汁やじゃこ炒め、大根おろしを器に盛っているうちにご飯のチン終わり。
で、夕食出来上がり。ここまで20分ぐらい?
ほら、野菜は大根の処理しかしなかったでしょ?こうやって、まな板出す度にちょこちょこ野菜の処理をしておくと、いつのまにか数種類の冷凍野菜ができている。
料理もちゃんと作ったのはじゃこ炒めだけ?(じゃこ炒めも残りは作り置きになってる。3~4日もつ)味噌汁は味噌を溶かしたぐらいだし。
肉料理の時はそれ1品だけ作って、あとは作り置きで(さっきのなますみたいな)すますことも。
肉料理の時は2食分の量作って1食分冷凍するから、そういうのをチンしてメインを作らない日もある。
こんなふうに野菜は洗って切って、いつもスタンバイさせとくと使いたい時に使いたい量使えて、おまけに腐らせない。安売りのまとめ買いも怖くない(ブロッコリー5玉買ったことあり)
え?入らない?だから、冷食とアイスは控えなさいって。
【今回のまとめ】
1.野菜無くば、健康無しと心に刻むべし。
2.冷食を減らして冷凍野菜を活用すべし。
どうしても野菜の下処理が面倒なら、節約はしばし忘れて市販の冷凍野菜を活用してみて。
冷凍野菜ナシでは生きていけなくなるからね。節約より美と健康が大事(と一応思っている)
このめんどくさい野菜の準備さえクリアできれば、節約も健康も時間も手に入る。
やらないと損じゃない?
それでは次回は調味料!またね。ごめんなさいませ~。


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