メニューとともに主婦の頭を悩ませるのが味付け。人間は飽きる動物だ。
そして現代は食べるものを選べる時代。誰も好き好んで同じものばかりは食べない。(もし同じものをしょっ中食べたくなるならその中毒を疑え)
しかし同じ食材でも味が違えば脳は騙されてくれる。
今やサラダチキンでさえ味は多種類あり、毎日食べても飽きないだろうほど。
幸いにも日本には和洋中、日本人好みにカスタマイズされた料理が多数ある。
それぞれの調味料さえあればその料理はできるのだが、調味料とは
1.いかにその素材を美味しく食べるか。
2.味の変化がつけられるか。
3.その土地でとれるとものを利用できるか。
で発達してきたもの。
昔はこれに保存のきくものという条件があったろうが、冷蔵庫の普及と保存料の発達でかなり長く日持ちする(マヨやケチャップ、ソース等ね)
そしてその為にいろんな配合、組み合わせが生まれ味は複雑になった。
それが困る。
その配合を数多く覚えるのは不可能だ。何を使うかを覚えるだけでも大変なのだ。
料理本に書いてある大さじ○杯とか、料理人でなければ覚える気にもならない。
といって、仕事が終わって帰っての疲労脳ではいちいち料理本(あるいはスマホ)で調べるのは苦痛。
中華はこう作る!
特に中華は人気もあり短時間でできるが、調味料や香辛料の数も多く合わせるのは大変。
また豆板醤や甜麵醬、オイスターソースは買っても多人数で大量に使うのでなければ、なかなか減らない。気が付いたら、賞味期限切れ。
その悩みを鮮やかに払拭し登場したのが、市販の中華の合わせ調味料だ。炒めて混ぜるだけ。
なんて便利。チンジャオロース、麻婆豆腐、エビチリ、回鍋肉は誰でも作れるようになった。
問題はコスパが悪いことである。リストラ生活中に使うには贅沢品だ。
「え?でも200円しないぐらいでしょ?」
そういうあなたは多分自販機でドリンクを買い、コンビニでスイーツを買い、カフェでコーヒーを飲んでるに違いない(偏見)
以前の記事に書いたが、私の1ヶ月の食費は15000円以下だ。米を入れても(米はあまり食べないので1ヶ月2㎏で足りる)1日500円内。どうして200円近くを調味料に使えようか。(いや使えない。ま、2食分はあるけどね。でも1日2食だから)
ということで合わせ調味料は自分で合わせる。最初はオイスターソースや甜麵醬などの初期投資はいるが(めんどくさかったらニンニクやショウガはチューブでもオッケー)1度に4~5回分作り、1回分ずつ(前にも書いたが1回分は2食分)小さなチャック袋に入れ、中身と日付明記のシールを貼って冷凍庫保存。一応3か月以内には使い切るとする。
別にチンジャオロース用でもチンジャオロースに使わなければならない理由はない。
牛肉とピーマンじゃないだけで、モヤシとブタ肉でもそれ風の味のちゃんとした料理だ。
エビチリ用でもイカやトリでも美味しい。
食べたい!思った時にわざわざ合わせ調味料買いに行かなくても、いつでもその味が味わえる。その食材が無くても、メニューに困ったときの、お助けマンだ。
そしてそしてリーズナブル!
たとえばチンジャオロースはオイスターソースとガラスープの素を買えば、(酒、しょうゆ、ゴマ油など常備ものなのでそれはコストに含まないとすると)500円位で2人前10回分作れる。1回分は50円!
つまり、市販の合わせ調味料には材料費以外にパッケージ、レトルト工程、宣伝費、そしてその企業の利益が乗っている。お便利商品(冷凍食品やレトルト食品)はすべてそうだが。それ払いたい?
カレー等もうそれだけで料理となっているものならまだしも、たかが(?)調味料にそんなにコストかけなくても、と思うのは私だけだろうか?
あと中華に関しては最初にニンニク、ショウガ、白ネギのみじん切りを炒めることが多く、ニンニク・ショウガはチューブがあるが、白ネギのチューブは残念ながら見たことは無い。
なので白ネギは冷凍常備している。冷凍したら解凍でクチャっとなるので白髪ねぎにはもう使えないが、炒める分には問題ない。時々味噌汁や煮物に入れるしね。
和食はこう作る!
さて、次は和食。
白だしというものが出来て随分便利になったと思う。煮物・吸い物・和え物と何でも使える。
しかしこれだけだと塩気は強いし、味に深みがない。
和食で大切なのは旨味である。これが味に和食独特の深みをつける。
ご存じだとおもうが旨味成分には「イノシン酸」「グアニル酸」「グルタミン酸」の3つがある。
イノシン酸・・肉・魚(いりこ、鰹節など)
グアニル酸・・干しシイタケ、海苔
グルタミン酸・・チーズ、生ハム、昆布、野菜
そしてこれらは1種類だけでなく2種類、3種類で美味しさが倍増する。
白だしやめんつゆは、イノシン酸の魚の節にグアニル酸の椎茸やグルタミン酸の昆布を合わせているようだ(商品の原材料参照)
一番いいのは、鰹節、干しシイタケ、乾燥昆布の現物で出汁を取れればいいのだが、今時そんな手間かけるのはプロの料理人ぐらいだろう。普通の主婦は出汁とった後の大量の鰹節の処理に困る(まだ昆布の方が使えるよね~)
これらが1回分ずつ紙パックになってる商品もある。少々お高いが市販の液体だしよりは美味しいと思う。しかし、ケチな私は使用済みのパックの中身が捨てきれなくてね‥。
だが、市販の液体出汁に入っていると言ってもいかほどだろう?出汁の材料はみな値段がはるものばかり。それでどうして液体出汁はこの値段?
味が薄っぺらいのは成分がちびっとしか入ってないからとしか思えない、と考え始めた今日この頃。
今ある分は使ってしまうとして、それに昆布や干しシイタケを足して使っている。
グンと美味しくなりますぞ。昆布は使いやすくあらかじめ小さく切って密閉容器に。干しシイタケはスライス(天日干しもの)。どちらもそのまま汁に投入するだけだが、味がぜんぜん違ってくる。
他に、煮物や下味に「万能和風調味料」を使う。
これは醬油:酒:みりんを1:1:1に合わせたもの。
空き瓶に合わせたものを常備している。煮物は素材によって、これに砂糖や醤油を味をみながら追加する。ちょっとした肉や魚の下味にも使ってる。あまった刺身の漬けなんかはこのままでいいかな。
醤油や酒、みりんは余計な添加物が入っていない本物を買っている。値段はするが毎月は買わないしね。とにかく今の市販の食品、調味料には何にでも甘み成分や添加物が入っていて、舌がバカになるのが怖い。
醤油は酸化しやすいから小瓶を買って冷蔵庫保存してね。小瓶はコスパ悪いが、劣化しては使えないので仕方ない。味噌は冷凍しても硬くならないので私のように一人暮らしはうっかり熟成が進み過ぎたらいけないので冷凍庫。
まあ、和食はこんなもの?
私自身はどちらかというと洋食が一番多い。米飯を毎回食べないので、ご飯に合う和食のおかずはどうしても少なくなる。
【今回のまとめ】
1.中華の合わせ調味料はまとめて作り置きする。
2.和食はうま味成分組み合わせて。
3.万能和風調味料を活用する。
私は節約もしたいが、健康にもちょっとこだわりがある。安くていいだけなら、安い食パン、安いゆで麺で食事を構築していけば、それこそ1日100円でも出来るだろう。
でも病気も早死にも老化も嫌だ。でしょ?
それでは次回は一番食べてる洋食について。ごめんなさいませ~。


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