今までの人生で何にお金を使ってきたかというと、住宅や車のローンとその金利の他にはダイエット食品かもしれない。いろいろなダイエット遍歴を繰り返したことは「妊娠と肥満」シリーズで詳しく記した。糖質抜きやアブラ抜きなどの方法以外についつい頼ってしまうのは、「これで○○㎏痩せた!」と宣伝しているダイエット食品やサプリである。
ダイエット食品への無駄な投資
ある程度までは効果はある。65㎏の体重を55㎏までは落とせるだろう。太っている時はそれでも十分と思うかもしれない。かくいう私も1食置き換えのダイエット食品で4㎏程痩せれた。しかしそこからは困難で、10年以上ずっと超えられない鉄の壁が存在していた。
どうしても体脂肪率30%が切れない。(現在は26~27%。もうちょっと下げたいな)
その壁を越えたいがため、いくらお金を使ったかわからない。
代謝を上げるもの。食物繊維系。取りあえずおなかを膨らませるもの。体脂肪を減らすとうたわれているもの。藁にも縋る思い‥。
一時的にちょっと体重が減っても、正しい知識に基づく食事にたどり着くまでは焼け石に水だった。
長年ダイエットに正しいと信じられていた事で自分に合わない事が多々あるのに気づかなかったのだ。
それでも入らない服を10年持ち続けた。いつか必ず着るつもりで。
流行りの断捨離には乗らなかった。捨てたらもう痩せれない気がしたからだ。
今はあのベルリンの壁を突破し、タンスの肥やしたちの3分の2は入る。(お尻と太ももの脂肪をあともう2㎏ぐらい減らしたいなー)私は典型的洋梨体型なので、寂しい思いをしていた服たちはほとんどがスカートやパンツ等のボトムスである。それらはやっと報われたか。否である。
ここで新たな問題が生じた。ことは体重ではない。シルエットである。
女性の美しさは体重よりシルエット
温泉やスパに行った時、湯舟から洗い場の方を見ることはあるだろうか。
いつもは逆方向の景色を見ているよね。まあ、他人様をジロジロ見るのは失礼なので私も普段しないが、ふと目が洗い場にいった時背中を向けて座っておられたのがたまたま高齢者の方々で、見事なまでに妖怪「ぬりかべ」だったのである(ごめんなさい‼)。
つまりどこがウエストか分からない、肩からお尻までの形が幅広の長方形。
その方々が悪いのではない。ほとんどの女性はそうなるのだ。(もしくは骨格の形が分かる程のガリガリになるか)
原因は皮膚やお肉のたるみ。
例えば若い時は太っててもパーンと張ってた二の腕のお肉も、まさしく着物の袖のようになる。
ましてや何回も太った私の様な者は、皮が伸びているので振袖面積も広い。
腕だけではない。オシリは垂れ、膝上にも皮は溜まる。
そして上半身のお肉と皮が腰骨の上に溜まった結果が「ぬりかべ」である。
ひと昔、バブルの頃に矯正下着なるものが流行った。(高額なので今のこの不況でデフレの時代では、もうあまり売れないだろうが)あれは太っている人の為というより、かって太っていて痩せたとか高齢になってお肉がテロテロ(ごめんなさい‼)になった人向けだと思う。
私も実は20年以上前に、痩せたくて高額矯正下着をローンで買った一人である。
50万円位使ったかも。ブラ1枚でも15000円、それにガードル、ボディスーツなど洗い替えも含め1セット10万円以上。アドバイザーの甘言に流されて今の体型に合うもの、理想の体型のもの、そしてその中間のものと一度に3セット購入する。これでやっと痩せられると思いながら。
残念ながらお金をかければ痩せられるなら苦労は無い。
次の体型のセットまでは使用できたが、理想のセットはとうとう着られることはなかった。
しまった、捨てるのではなかったと今ちょっと思う。
「矯正下着は脱いだらお終い」とよく揶揄されるが、少なくとも下へ下へと流れゆくお肉を本来あるべき所に収めてくれる。
矯正下着の着方は「下からお肉を寄せてきて胸にする」というもの。20年前はそんなバカな、お肉を動かすなんてと信じてなかったが、今なら分かる。
「垂れた皮をその皮下脂肪ごと持ちあげる」(なんて恐ろしい表現!)のだ。これで胸は高く盛り上がり、ウエストと腹部は抑えられコーラのビンのようなシルエットが出来上がる。
身体のラインが出るニットやワンピースはキレイに着こなせるようになる(程度によるが)
ちなみに値に関わらず、ウエストがヒップの70%であるとビューティーラインだそう。
矯正下着は、胸が落ちてこないように胸下からは強く押さえつけているので、当然長時間は辛い。
が、ハレの日の数時間、自分を美しく女らしく見せるのには有効だと思う。
特に日本人女性は洋服を着るにあたっての胸の重要性を理解していない人が多い。
巨乳=エロ、もしくは頭が弱いイメージ?でネガティブな印象をもっているのか、おしゃれに関して自分の体型補正より服で欠点から目をそらさせる方に走る傾向にある。
服の模様や色のキレイさ、フリフリやレースを女性は好むが、CMでは美しいスタイルの女優さん方は単色で割とシンプルな服を着ている。
凹凸さこそ女性の身体の美しさであるのに、お腹はガードルなどで抑えても貧乳や貧尻(ごめんなさい‼これで3度目)にパッドを入れたりすることには嘘をつくみたいな罪悪感があるらしい。
胸がペタンコだったら余計お腹やくびれてないウエストが目立つのに。
凹凸の無い棒みたいな体型よりたとえパッドを入れてでも凹凸があるほうが望ましいと男性のアンケート結果にあるそうだよ。
それともまさか、もうトシだからそういう男性に媚びるようなオシャレはしなくていいって?
何をおっしゃいます!別に男性好みにしろと言っているわけではないのだ。
美しいラインの女性には私はいつも称賛の気持ちを持つ。それが中高年ならなおさらだ。
シャネルスーツや香水シャネルNo5を作ったココ・シャネルは、80代になっても後ろから男性に声をかけられたそうである。体型だけでなく、歩き方や姿勢も若々しかったのだろう。
女性が世界を明るくする?
「女性は世界の華である」と言った人がいる。
綺麗に髪を整え化粧で健康さを増し、美しく装ったエレガントな振る舞いの女性はこの世のどんなものより美しい。それは人々の目を楽しませるだけてなく、心を明るくする。
美醜や年齢はもはやあまり関係ないと。
ある考古学の発掘調査団だったか。一人だけ女性がいたそうだ。
その調査団が結果を出せずに意気消沈した夕食時。いつもは汗と埃まみれで一緒に仕事をしていたその女性が、華やかなワンピースで夕食に現れた。すると暗く重たい空気は一転し、拍手が起きる。
それからのその日の夕食は明るい雰囲気になり時折笑い声もあがったそうだ。
そういうパワーがあるのだ。誰かをちょっとでも幸せにする力。これは媚びることとは違う。
男性ではなかなか自然にはこうはできない。
その女性のみんなを励ましたいという気持ちが伝わったせいもあるだろうが。
さて、加齢によるテロテロ肉を最小限にくい止める方法はある。
なぜテロテロになるか。皮膚の張りが無くなると共に筋肉が減るからだ。
トシをとると若い時のように筋肉は作れない。普通に生活していたら筋肉は痩せていく。
そして皮が余る。その皮は重力の言うがままだ。
つまりはスカスカの皮の中を筋肉で満たし、落ちようとする皮を筋肉がハッシと繋ぎとめる。
落ちようとする内臓も(痩せててもトシとったら下腹が出てくるのはそのせい)腹筋で抑え、前に出ないようにする。
運動でしか筋肉は増やせない。ウォーキング等の有酸素運動ではダメである。(別の意味でウォーキングは有用)
ダンベルやマシンを使って負荷をかけるエクササイズが必要だが、これを一人で黙々と続けられる人がいるだろうか。(スポーツ選手や芸能人のように仕事で必要ならともかく)かなり困難である。
慣れない人は会費を払っててもどこかに通ったほうがよさそう。
栄養も大切だ。タンパク質だけでなくビタミン・ミネラルのバランスも忘れない。
また女性である限り、皮膚の劣化はなるべくくい止めたい。紫外線の浴びすぎや糖質の摂りすぎに気をつけて、若さと美しさを保とう。
数十年前に比べて寿命はどんどん延び、いまや50代、60代はまだまだ若々しい。
そうやって私達は出来るだけ世界を明るくしようではないか。
それではまたね。ごめんなさいませ~。


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