リストラ生活節約術㊺寄生に注意!の巻

海外のサバイバル番組を見ると普段私達が食用としないいろんなモノを食べる。
その辺の草や木の実、虫、爬虫類、野生動物。
民放でも一時期は芸能人が無人島に行ってサバイバルする番組もあったが(あまりこんな番組を見る人は少ないのか、いつの間にか無くなったね)それでもその番組ではせいぜい海の魚介類を「とったどー」で、それを味噌や醤油で美味しく食していた。大人から子供まで、たとえ食事時に見ても大丈夫な内容に仕立ててあったのだ。
しかし私が見ていた海外(ほとんどアメリカ?)は半端ない。何かの幼虫は生食するし、罠でつかまえた動物は皮を剥ぎ、内臓は当然焼いて食べ、干し肉をつくる。リアリティありすぎである。

恐ろしや、寄生虫!

どうしてこんな番組を見るかというと、勝手に想像して遊ぶ為である。
『海外旅行中に飛行機が不時着して(そもそも命があるのか?)こんな無人地帯に投げ出されたら、どうやって生き延びよう?』
まずそんなことは私の人生に万に一つも起こり得ないのに、水の探し方、火の起こし方を真剣に観る。その中で、植物以外のほとんどの物には絶対に火を通さなければ食べてはいけないという事を知った。
寄生虫である。

こういうサバイバル番組は有料のディスカバリーやナショナルジオグラフィック、アニマルプラネッツなどのチャンネルで観てるのだが、その中で『私の知らない寄生虫』という番組もあり、これもなかなか興味深い。大概はいつも住んでいる地域以外の海や河で感染している。私はプール以外入らないぞ!

日本も昔は消化管に寄生虫かいるのは珍しくなく、農作物に科学肥料を使うようになって激減した。年配の人は子供の頃のギョウチュウ検査を覚えてるだろうか。肛門に卵を産むためお尻にシールを貼りシールに卵がついてないか調べるもの。(今もやってるのだろうか?)それで見つかればチョコレートのような「虫下し」が貰えて周りの友達からいいなあと言われる(⁉)。

一時期寄生虫でアトピーが治るという情報があった。寄生虫の多い発展途上国ではアトピーは少ないとか。寄生虫の存在で免疫に関与するNK細胞が増えてアトピーが改善するという。酷いアトピー性皮膚炎に苦しんでいた次男に考えたが(当時はそこまで追い詰められていた)、さすがに成長期の子供に使える方法ではない。ということで却下。ホントに効果があるものだったのだろうか。

また以前は「日本住血吸虫」という恐ろしい寄生虫の郷土病がある地域もあった。寄生虫が原因だと分かるまでその地方の人々は原因不明の奇病で長い間苦しめられた。引っ越したくても出来ない貧しい時代である。飲食で感染するのではない。河川にその幼生がいて、皮膚から感染する。つまり稲作をする限り感染は免れず人々は短命で終わる。そういう事が、多くの犠牲、多くの研究努力の結果少しずつ解明され、今は撲滅されている。

フレンチのエスカルゴ料理で有名なカタツムリも恐ろしい寄生虫がいたりする。カタツムリは食べれるのだから毒はないと安心しがちだが、気を付けるのは毒だけではないのだ。
オーストラリアのある若者がパーティで友人にけしかけられて庭のナメクジを食べた。数日後髄膜炎を発症し、1年以上も昏睡状態に。意識が戻ってからも首から下のマヒが残っている。
これはナメクジやカタツムリに寄生する広東住血線虫が脳に入り込み髄膜炎を起こしたものだ。また、犬、馬、鳥からもこの寄生虫が発見された報告もある。馬や鳥だからいつでも生で食べて大丈夫という事ではないのね。ナメクジやカタツムリが通ったあとの粘液にも要注意だそう。

予防にはこれらはもちろん淡水の水生生物(カエル、エビ、カニなど)は絶対に生で食べない事。食べる時は3分ゆでるか内部温度74度・15秒以上で寄生虫を殺す。(そこまでして食べる?)生野菜を食べるときは良く水で洗う

最近中国で『腰痛が治る』からと知人に聞いた40代女性が河の数種類のカニを生食し(中国だねぇ)体調が悪くなり病院で検査したら、なんと体内に10種類もの寄生虫がいたとのこと。死ななくて良かったねえ。

日本人は寄生虫に狙われやすい?

日本人は生食が好きである。魚の刺身はもちろん、タタキという楽しみ方もある。
福岡には『ゴマサバ』という料理があり、サバの刺身をゴマ醬油であえたもの。
鯖にはアニサキスという寄生虫がいるので、魚屋さんお墨付きの新鮮な鯖しかこれに使えない。(魚屋さんはアニサキスがいるかどうか分かるんだって)ゴマの香りが魚の生臭さを消して、私は子供の頃これが大好きで熱々ご飯に一切れ埋めては『タタキ風』にして食べていた。このゴマ醬油の付いたご飯も美味い。
アニサキスは実は鯖だけではない。カツオ、サケ、イカ、サンマ、アジなど普段私達が食べる魚のほどんどに寄生する。長さ2~3㎝の白っぽい糸のような。よく螺旋状に巻いているとか。

食中毒を起こすのだが、胃アニサキス症が有名だ。胃壁にかみつき、激しい痛みを引き起こす。緊急に胃カメラか内視鏡で虫を胃壁から引き離す必要がある。
よく釣り番組で釣ったばかりの魚を漁師飯といって食べるシーンがあるが、よく知らない素人が捌いて生で食べるのは危険なんだね。

予防法は3つ。1.よく加熱する。2.一旦冷凍する。3.よく噛む
なに?3は虫ごと噛みくだいちゃえということ?考えたくないな。

魚介類以外でも日本人は生食が大好き。植物だってとろろ芋や大根サラダ、タケノコの刺身など生で食べる料理の種類は欧米の比ではない。卵だって生では食べれない外国人は沢山いる。
肉も刺身やタタキが当然ある。馬刺し、鳥刺し、レバ刺しなど。(昔はクジラの刺身もあったな)ブタはさすがに生では食べないし、牛もO-157の心配で以前より火を通すように心がけられるようにはなったが。O-157は寄生虫でなく病原性大腸菌なので肉内部には入り込まない。ちゃんと周りを焼いたステーキなら、レアでも楽しめるとか。

日本の美味しい食卓に水を差すわけではないが、生食好きの日本人は一応こういう知識と注意は持っておくべきかなと思うのであった。

しかしである。なによりも怖いのは人間による人間への寄生
真面目に働かず、面倒を嫌って、手っ取り早く金銭や安穏とした暮らしを得ようとする。
最近よくニュースで聞く詐欺もそうだ。他人の財産に寄生し吸い取る。日本は多くの高齢者が財産をもっているので狙われやすい。高齢者にとって老後資金の財産は命も同じ。それこそ命を吸い取る寄生虫である。だが聞くところによると、ギャンブルもそうだが欲をかく人が騙されやすいそうだ。そうそう上手い話等無い。気をつけなくっちゃ。

それではまたね。ごめんなさいませ~。

コメント

タイトルとURLをコピーしました