「継続は力なり」は真実だ。それは大人なら誰もが知っている。
しかし実行が難しいのが現実である。何故か。色々あるだろう。
まず怠けたい脳が繰り出す継続できない言い訳。ストレス。
そして、それを継続した結果のビジョンがないか、持てないかだ。
例えばダイエット。
太って美しくない自分は嫌だ。痩せてオシャレを楽しみたい。異性から愛されたい。ダイエットの目的は幾つもある。実際最近のダイエットサプリや食品は『痩せればこんな素敵なことが起きますよ』というストーリー仕立てになっている事が多いよね。
そうして、そそのかされて『楽に』痩せる為に、ついつい買ってしまう。痩せてキレイになった自分をちゃんと想像しているうちはいい。だが、1~2か月は出来ても半年、1年は継続できない。痩せた未来の自分を信じられなくなってくるからだ。そこで色々な言い訳を考える。
「このサプリ(食品)で1ヶ月5キロは痩せるって言ってたのに1キロしか減ってない。効果は嘘だったんだわ。」「こんな我慢を目標体重まで続けるなんて無理、ツラすぎる」「ストレスが溜まって仕事に支障が出る」「今何となく体調が悪いのはきっとダイエットのせいだ。キレイより健康が大事よね」そして悪魔が囁く。
「このまま続けても痩せれない。我慢が辛いだけ」
そうやって2~3か月は頑張るが、せいぜい2㎏止まり。(私の場合2㎏ごと位に停滞期がある)そして半年ぐらいで元に戻ってしまい元の木阿弥。
かっての私はそれの繰り返しだった。痩せたい5~6㎏がどうしても落とせなかったのだ。今なら分かる。何故成功しなかったか。
幸いにも仕事を辞めて、規則正しい生活と食生活の見直しで体重はストンと3㎏落ちた。まさに今は30代後半の体重と体脂肪率。筋肉量は減らず脂肪だけ減り、わずか3㎏でも体脂肪率が5%落ちたのだった。そしてそれは維持できている。
以前との違いは何かというと、ダイエットサプリ(食品)に頼らなくなったこと。
全ての太っている原因は、病気でなければ普段の食生活のせい。それが変わらなければ一生イタチごっこだ。そんな事は誰でも知っているだろう。だが何が正しい食生活か、勉強しなければならないことは理解してないし、巷の健康食の情報は多種多様にありすぎて何を選んで分からない。やれ、糖質オフだの脂質オフだのカロリー制限だの難消化デキストリンだの、どれだって正しい方法で継続すれば一定の効果がある。
私が行きついた、ダイエットの為にやる事は次の3つだ。
1.バランスの良い食事をルーティン化すること。
人間は意思決定で脳が疲労することが分かっている。「何を食べようか」「これは我慢しよう」など食事の度に判断に脳を使っていては、しまいに脳が疲れて「もういいや!」となってしまう。おおよその食事内容を決めてしまうこと。
今でこそ私は夕食に多様性を持たせているが、朝昼兼用食は変わってない。
自家製全粒粉パンの薄切り1枚。卵1~2個。常備菜のピクルス1~2種。冷凍かドライのフルーツ。青汁豆乳。以上だ。パンを焼いている間に卵料理(ゆで卵かスキレットで野菜やキノコの目玉焼き)をしながらピクルスとフルーツを皿に盛る。豆乳と青汁を合わせる。焼けたパンにバターかクリームを塗ってお終い。何も考えない5分間。
茹で卵は電子レンジにお任せだし、野菜やきのこはバラ冷凍してるから、まな板や包丁も出さない。最初はカフェ飯の様に彩や盛り付けに凝っていたが、ダイエットの為にはそこまでしないほうが良い(最初は良いが、段々面倒になる)と判断。これだけで普通に美味しくお腹が満たされるのだから。
夕食は麦か雑穀ご飯。肉か魚、豆腐か納豆、野菜・海藻・キノコの具沢山汁物のおかず3品。豆腐や納豆普通そのまま食べることが多いが汁に入ることもある。肉・魚を焼くか煮る時についでに野菜の付け合わせを入れる時もある。ご飯は週1のまとめ炊き。煮物は電気圧力鍋様にお任せ。夕食も15分くらいの手間である。肉か魚の味付けを考えるだけなので苦ではない。
2.成功した自分を連想するものを視覚的に出来るだけ多く身近に置く
理想とするボディの写真。着たいが入らない素敵な服。痩せたら自分に用意するご褒美(例えば旅行ならそこの写真)それらを全て目に付く所に置く。
逆療法もあるが、私はお勧めしない。かっての大女優エリザベス・テーラーもかなりのおデブさんになった時があったが、自宅の部屋中に鏡を置き裸ですごして諫めたおかげで見事痩せれたという。しかし彼女の場合はプライドと女優魂で痩せたのであって、自分をネガティブに感じさせることをそう頻繁に脳に刷り込むことはお勧めしない。脳が『太って醜い自分』が普通だと無意識に認識してしまいかねない。お風呂に入る度にため息をつく必要はないということだ。
想像するのはあくまでも成功して幸せな自分だ。痩せてキレイな自分はジャンクフードをむさぼり食べたりしてないでしょ?
3.ストレスを減らす工夫をする。
これが一番難しいかもしれない。受験ストレス、仕事ストレス、育児ストレス。
私のダイエットを阻んでいたのは仕事ストレスだった。眠気を我慢して夜勤をしたり、忙しかったら甘いものが無性に欲しくなった。特に夜勤明けは脳疲労が最高潮で、何がどうでもいい気分になって、身体の疲労感をも紛らわす為にダラダラと食べることがよくあった。
まずは自覚する。どんな時に食べているのか。何をどれ位食べているか。
そして、それはストレス解消の為なのか。食べる以外に解消できる方法は無いか。
本や動画でストレス解消もお勧めだが、絶対にして行けないのは何かを食べながらだ。今だに私もこれをやらかして、思った以上に食べすぎて後悔している。チェーンスモーカーならぬチェーンお菓子をしてしまうのだ。どうしても口寂しい人は飲み物を用意するのもいい方法。私の場合はラカントで甘くした豆乳ココアかな。
続けるためには考えない事
大切なのは何も考えずにひたすら続けていくことだ。最低半年。
「これで本当に成功するのか」「もっと楽で速い方法があるのではないか」「別に痩せてなくても幸せになれるわよ」など考えず、淡々とやり続けること。
習慣に無くて、しかも楽しくない事を脳は嫌がる。だからいろんな止める理由を考えさせる。特にダイエットは結果が直ぐに出ないし、『無駄な努力』が一番の止める理由になるからね。
だが半年続ければ必ず成果が出る。成果が出れば継続しやすくなる。
ただ一つ問題がある。正しい方法かどうかだ。間違った方法ではいくら継続しても成果は出ない。当たり前だが難しい。
正しい方法の為には正しい知識。「この方法は理論的に間違っていない」その確信が落ちていくモチベーションを支えるのだ。
私の知っているおデブさんは「痩せたい」と言いつつ、勉強していない。その為の手間を惜しんだら一生痩せれない。勉強しないで『いつか痩せれる』と思っている。失恋とかショックなことで食べれなくていつの間にか痩せた、とか画期的で効果抜群のダイエット法に巡り合ったとか。意思と努力でやることを諦めている。
「だって、あんなに美味しいものを我慢するなんて。今まで数えきれない位失敗したのよ!」
「努力と決心はしたの!でも辛くて続けられないの」
努力の方向性が間違っている。何故太ると言われているものを食べてはいけないか、脳を納得させていない。飢餓の歴史が長かった人類の脳にとって『太ること』は全然危機ではない。逆に生き残るために『脂肪を蓄えよ』と命令する。だから『痩せてキレイになる』以上の意味付けが必要だ。その為の勉強だ。
取り合えず巷のダイエット本を10冊ばかり買い込んで読んでみては?当然相反する事も書いてある。しかし、一貫して普遍的な法則が見えてくる。(そうやって時間をかけないと脳は納得しないよ?)法則とは、
バランスの良い食事を消費カロリー以下で摂る。
「そんなの当たり前じゃない!みんな分かってるわよ!」
いいえ、分かってない。そもそもバランスの良い食事がどういうのかも分かってない。
「バランスのいい定食やお弁当を食べているし」外食や市販のお弁当というだけでもうアウトである。そして食事のバランスが良くてもケーキでも食べればバランスは崩れる。
「だから、オヤツ食べたり、お酒の時は主食減らしてるの」
バランスの意味さえ解っているのか疑問である。ビタミンやミネラルの事は?食物繊維は?
週に一回とか、たまにならいい。だが太っている人は日常的にバランスが崩れているということである。
自分の一日の消費カロリーがどのくらいか知ってる?今は基礎代謝が分かる体重計もある。私の基礎代謝は1100キロカロリーもない。何だかんだ入れても一日の消費カロリーは1500~1600キロカロリーだろう。羽目を外して食べ過ぎることもあるが、数日かけて調整している。
そんな事考えなくても何食べても体重が変わらない人がいる。だけどその人達も無意識に調整をしているはずだ。その自然の調整機能を失っているデブ族は意識してやるしかない。元デブ族の私も含めて。
最近たまに外出すると、おデブさんをよく見かける。自粛で太っちゃったのかもしれないが、太ると免疫も落ちやすくなるよ?これからの季節ご注意を。
それではまた次回。ごめんなさいませ。


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