妊娠と肥満 -終わりなき闘い⑭GI値-

肥満は良くない。肥満であること自体が様々な健康被害をもたらす、ってことは実際太っている人にとって「言われなくても知ってるよ。」はい。
太っている人に「痩せた方がいい」と言うのは、ガンの人に「ガンは治した方がいいよ」というのとあまり変わらないかもね。ある意味難病であり治療には時間がかかる
実際の病気のように痛みや苦しみは無いにしても、確実に身体を蝕んでいるのだけど。糖尿病のように。
それでは今回の結論。

こころと身体に満足を!です。

GI値とはどんなもの?

肥満になり、肥満を維持するには大量の糖質が必要だ。(本人はそう大量と思ってない。ヒトよりちょっと多い程度ってね)
その糖質のほとんどを糖類(砂糖や果糖など)小麦食品からとっているといっても過言ではない。もちろんご飯大好きで毎食どんぶり飯というおデブさんもいるだろう。
でも必ず甘いものと小麦食品もたくさん食べてるはず。

小麦食品でのグルテンの怖さは以前お話した。もう一つ、小麦は必ずひいて粉にしてから食品に加工するたGI値が高い。

GI値(グリセミックインデックス)は食品ごとの血糖値の上昇度合いを表す数値で、ブドウ糖を100として基準にしている。
パンやポテトは70~80台、白飯や砂糖は60台で高値だ。
この値が高いほどインシュリンが分泌され、太りやすいとされた。(インスリンは脂肪合成を促進し、脂肪分解を抑制する)
GI値が55以下が低GI食品と呼ばれ、推奨されている。
ちなみに低GIの炭水化物玄米、日本そば、全粒粉パスタライ麦パン
そばやライ麦パンはそば粉やライ麦の割合がほぼ100%のものと考えてよいだろう。

またまた上手くいかなかったダイエット

一時期「地中海ダイエット」なるものが流行った。
地中海沿岸の国、主にイタリア等のパスタを食べる食事をまねようというものだ。
デュラムセモリナ小麦を使うパスタはGI値が50台とパンより低く砂糖も使われていない。オリーブ油と一緒に摂るので腹持ちもよく、地中海の豊かな魚介類と共に食べればバランスもよく健康的な食事となるからだ。なるほど~。

いやちょっと待て。あっちの方々はすっごく太ってないか?
本当にダイエットになるのか?いや、これで痩せたという人が身近にいなかったし、やっぱり難しいよな。もちろん(?)私も続かなかった。毎日パスタは飽きるし(なんせダイエットというのは半年以上は必要なんだよ?)豊かな魚介類ってのも費用がかさむ。(コスパは大事)

デュラムセモリナとはいえ小麦なのでグルテンは含まれる。グルテンを多量に摂り続けるがぎりはグルテン渇望に悩まされるのは必至である。
グルテン渇望に襲われた時は悠長にパスタをゆでてなんかいられない。
手近にあるパンやお菓子にむさぼりつくことになるだろう。
「あ~やっぱりなんて美味しいの!」

GI値の高いものを食べると、跳ね上がった血糖値を下げようとインシュリンがドバっと出てその後ガクッと下がった血糖値のせいで急激な空腹感に襲われる。(もしくは眠気やだるさ)で、負のスパイラル。

成功したいならパスタの量を極端に減らすしかない。
スパゲティというと、外食では具は少なく、量の9割がたはパスタ。おかずの中に2~3割のパスタ、という意識改革しないとこのダイエットは無理だろうな。

最近よく聞くGL値とは

また近年はGL値(グリセミックロード)でみるという考え方があり、これは一食あたりの炭水化物の量にGI値をかけたもの。
GI値はブドウ糖50gが基準だが、たとえば人参はGI値は71で高いがこれは人参を糖質量50gまで(およそ4~6本)食べた時の場合。普通一食でそんなに食べないのでGLは低い。野菜や果物はGL値が比較的低め(以前私はマスクメロン半個を一度に食べたことあるけど?それはどうなん?‥はい、ただのおバカさんです)
で、GI値だけでなく食べる量を考慮したGL値でと血糖値のコントロールのための目安が移ってきている。
ただ、この一食分というのもね‥。糖尿病治療食なら一人分単位でみれるが、世の中には何人分食べるか分からない人がいるし。
GL値でみると、一食に多量に食べる丼料理やパスタが分が悪そうだ。

アイスクリームダイエットというのもあった(でたっ‼)
ほとんどの甘いお菓子がGI値70~90台の高値であるに比べて、アイスクリームは60台と以外に低め。
これは高い乳脂肪のおかげなので、乳脂肪の低い安価なラクトアイスや氷菓(ガリガリ君みたいなヤツですな)ではダメ。しかも果肉やチョコなど入ってないプレーンなものを、甘いものがほしくなったら食べるというもの。

もちろんやってみましたとも。しばらくは喜々としてアイスクリームを食べ続けたが、毎日ハーゲンダッツみたいな高級アイス食べたらいくらになると思う?(コスパ大事)
それといくらアイス好きでもアイス以外が食べれないというのは少々つらい。
効果があるなら何か月か続けられるだろうが、当然ながら痩せはしない。根本の食事の質が変わってないからだ。
この頃は何とか楽して(我慢せずに)痩せれないかばかり考えてたな。

結局、その都度(量的でなく)精神的・栄養的に満足した食事をしなければ、満たされない気持ちと身体が過食へ導く。
「私は我慢している」という無意識な負債をため込み、どこかで破産して続けられなくなる。意思の力ではないのだ。太ったのは意思が弱いからではない。

置き換えダイエットの後リバウンドするのも、ストレスでガツガツと早食いしてしまうのもこの負債のせい。
「ああ、美味しかった。味わって食べたなぁ。ごちそうさま。」が無い。
忙しい仕事の合間は難しいかもしれない。しかし、その気分を家まで引きずっていないだろうか。帰宅すればしたで主婦には家庭という第二の忙しい職場が待っている。

どこかで上手にリセットすることを一緒に考えていこうね。
方法は必ずある。諦めなければ。
ストレスの原因はすぐにはどうにもならないかもしれないが、食生活を改善していくことは今日からできる。
まずは良いアブラ、少な目の糖質(特に小麦食品)、野菜どっさり(低GL)のうちどれでもいいから始めよう。そうすれば、あなたの身体が喜んで応えてくれる。

それでは次回。ごめんなさいませ~。


コメント

タイトルとURLをコピーしました