リストラ生活節約術⑭医療費貧乏の巻

「命取られる訳じゃなし」
知人がよく言っていた言葉である。私も今までの人生で幾度となくつぶやいた。
人生で大きな障壁や悲しみに出会った時、「死ぬわけじゃないんだから」。
この魔法の呪文が効かないのは余命宣告された時ぐらいだろうか。

生きてさえいれば、また嬉しいことや楽しいことに出会える。
たとえリストラにあっても私は幸いなことに直ぐには生活には困らない。
サラリーマンはフリーランスより多く搾取されるというが、取りあえず雇用保険に感謝。
仕事の大きなミスの責任をとっての退職(想像するだけで恐ろしい)ではなく、コロナのせいというだけでも私にとってはラッキーだった。コロナによる離職ということで雇用保険の支給が2か月延長になったのだ。

しかし多額の住宅ローンを抱える私は、どんなに節約しても雇用保険だけでは当然足りず、このままでは貯金は目減りしてゆくばかり。(1ヶ月の経費の50%以上が住宅ローンって‥。)
いつかはまた仕事に追われる日が来る。私達はつい忘れがちだが、何事にも終わりがあるのだ。
現在リストラされて約2か月経過。最初は有り余る自由と人恋しさに(一人暮らしのステイホームって山奥の仙人になった気分)うろたえていたが、1日の流れがルーティン化されてからはあっという間に日々が過ぎる。今はこの記事を書く事が私には仕事代わりになって支えてくれている。
またホントの仕事が始まれば、この生活も変えていかねばならないのだろう。それも良し。

人間は変化を嫌う。というより苦痛だ。今の状態がよっぽど劣悪でなければ変えたくない。
どんなに足場の悪い岩にしがみついたフジツボでも剥がされるときは痛みを伴う。

たとえ職場や住居の劣悪な環境、劣悪な人間関係、劣悪な体調でも。我慢してしまうのだ。
人のリスク許容度はそれぞれなので耐えれる範囲ならよいが、徐々に壊れていっているなら大問題だ。

元に戻らない心と身体

これも忘れがちだが、壊れたものは元には戻らない。心も身体も。
一般の人は、例えば事故や病気で身体の一部(内臓含む)を損傷して外科手術をする場合、そうなる前の元の状態に戻るイメージを持つ。しかし、けっして元には戻らない。
なぜなら人間の身体は良くも悪くもそれだけ繊細に出来ているから。
残酷なようだが、医療の目的は「元に戻す」のではなく、「日常生活に差し障らない状態を目指す」ということだ。だからそこまで困ってない症状で受診した時の医師はあまり親身ではない。
ほんの一時期働いた整形外科病棟で、多くの高齢者の患者が手術後に「元(悪くなる前)のように動けない」と嘆いているのを見た。手術の辛さに耐えたのに、だ。
そもそも手術をするのは「このままでは日常生活が困難(または今後もっと悪化する)」からだからであり、目的は「どうにか日常生活が自立できる」所にもっていくというもの。

私の持病との戦い

私は27才の時(33年前)腰部の椎間板ヘルニアになった。
手術したのは痛みで歩けなくなったからだ。それまでは数週間の安静やけん引で症状の軽快を計ったが効果はなかった。
悪化して、手術又は先の見えない数か月~数年の闘病かの選択を迫られた時、躊躇なく手術を選んだ。多くのアスリートもそうしていると知ったからだ。(今は非観血的治療も含め色々な治療法があるそうな)痛くなるまでは毎日のように踊っていて、その頃の私はダンスの無い人生なんて考えられなかった。(人の気持ちも変わるのよね~)
まだ若くもあり術後の順調で、1年後にはジャズダンスの舞台にも立ち完全復帰したように思えた。
その2年後の妊娠出産のも支障は全くなかった。

以前に我が家のウッドデッキはメンテナンスをしなかったせいでボロボロになったという話をした。
身体もそうである。必要なメンテナンスを怠ってはならない。
そして私の場合は「ヘルニアの手術をしたことを忘れてはいけない」こと。
異変は50代になってから。どうにも座り方によって酷く腰が痛むのだ。

結婚・子育てでダンスを止め(家を買って経済的に続けられなくなった)、運動しなくなって久しい。
ギックリ腰を何度も起こして筋肉強化の必要性は常々感じてはいた。
20年以上、スポーツクラブに入ってみたり公共施設のジムに行ったり。でも続かなかった。
しかしこの痛みはそれまでと違う。ギックリではない慢性的なもの。整体等にはいってないのではっきりは分からないが変に座ると骨盤がずれているような感じ?で非対称な痛みがしばらく続く。これには困った。仕事に差し障る。
私はヘルニアの手術で、第3、4腰椎間の椎間板を切除している。ここの接合が悪いのか?
とにかくそこを筋肉強化で守らなければ。

で、筋トレができる所を探した。
いつでも行けるスポーツクラブはだめだ。いつでも行けるは行かなくてもいい、でサボる。(経験)
私のような怠け者で寂しがり(?)はいつもおなじみのメンバーがいる所がいい。
一つ見つけて体験レッスンしたら、一番大切な腹筋がテロテロなのがわかった。
早速入会し、仕事してた時は行けたり行けなかったりで(それでも自分の筋肉のダメさの確認はできた)あまり効果がなかったようだが、リストラ後の今は休まず行ってる。もうすぐ2年。
いつのまにか腰痛知らずになった。そして朝もスッっとベットから起き上がれるように。筋肉万歳。

ごく若い時期なら別だが、大人になって折れた骨や切った組織は、一生何らかのダメージを持って生きる事になると思う。そこはあなた自身がメンテナンスを続けるところだ。
私が、その適応でないのに陣痛が怖いからと理由だけで(外国は多いらしい)帝王切開に反対なのはそういう理由である。

長々と我が健康問題を書き連ねたが、今回何を言いたいかというと「医療貧乏症」の予防である。
いくら国民皆保険で3割負担で済むと言えども、数種類かさめばバカにならない。
保険は認められた治療にしかきかないので、入院したら部屋代食費はかかる。

何よりもったいないのは時間である。仕方が無いこととは言え病気でベッドで悶々とする時間。受診で半日潰れてしまう時間。受診日の都合で調整しなくてはいけないスケジュール。
健康であればこれらの時間は全て自由であなたのものだ。(と歯医者でつくづく実感した。ちゃんと歯のメンテしとけば良かったと後悔。一律10万円の給付金はセラミックの歯で飛んで行ってしまった)

特にトシを重ねれば、健康問題も賽の河原の石積みである。
年金生活になって医療費が家計を圧迫しない様に、何よりも人生を楽しむ為に健康は維持しなければならない。

医療貧乏にならない為に

1.筋肉(骨格筋)のメンテナンス。
骨についている身体を動かす筋肉である。これが弱ると私のように負荷がモロに骨にかかる。
疲れやすかったり転倒し易かったりするので、筋肉が痩せないように定期的に動かす必要がある。
同時に柔軟性も必要。とっさに身体をひねったりなどの急な動きに対応できるし、筋肉の損傷も予防する。筋トレとストレッチはセットで行うこと。
筋肉運動は脳の電気信号を生ずる。この刺激は脳の老化防止にもなる。
寝たきり高齢者の認知症リスクが高いのはこのためだ。

2.身体の内部のメンテナンス。
これは書きだしたらキリは無いが、体重(体脂肪)を適正に保ち、キレイな血液と腸内環境になるような食生活を心がける。
具体的には炭水化物(糖質)と悪い油を減らして、野菜たっぷりと良いオイルをとる。タンパク質も適度にとる。(じゃないと筋肉も痩せる)

3.心のメンテナンス。
セロトニンの分泌を正常に保つ(規則正しい生活、運動。日光)
自分なりのストレス発散法を持つ。買い物やギャンブル以外でね。私は笑ったり、泣けたり、感動する本や動画でスッキリする。特に泣くのはいい。
誰かにぶちまける(あんまり度々やると嫌われます)またはこんな風に文章化するのも効果的。

4.健康診断は定期的に受ける。
気になる症状は放置せずに受診する。
理解に苦しむのが「ガンと言われるのが怖いからガン検査しない」という人。自分に限ってガンにはならないとどこかで思ってる?今や2人に1人(統計上ね)はガンになる時代だよ。

もしもの為に医療保険に入ってたほうがいいかという事に関しては。
まあ、日本は保険制度があるおかげで高額医療控除もあるし、その分貯金して備えるか、身体にいいものを食べたり、ジムに行くなりで使ったほうがいいんじゃないかな、と個人的には思ってる。
いざとなったら病院は分割の支払いに応じてくれる。(でも貯金しとこうね)
ガン保険も、癌治療の経験者じゃないからよくは知らないが、そんなにすぐン百万円も要らないそうだよ?その間働けない場合の生活費は別問題。

幸せな人生に必要な3種の神器は、愛、健康、お金である。
愛は自分がしっかり持ってればよいが、健康とお金はそれなりに運と注意が必要だ。
しかもこの2つは切っても切れない関係。

暑さで熱中症にならないよう、エアコン代はケチっちゃだめよ?

それではまた次回に。ごめんなさいませ~。

コメント

タイトルとURLをコピーしました