さあ、陣痛が始まり(初産婦は)しばらくお家で我慢して、やっぱり痛み増してるわ陣痛間隔縮んでるわで入院を考える。陣痛以外でもお産入院はあるけどここは取りあえず陣痛が来て、で話を進めよう。
入院前には余裕で電話
病院に行く前には必ず電話連絡を。でもいくつかここでお願いが。
1.ママ自身が電話すること。
時々パパやママのお母さんが代わりにかけてくる。
しかしこちらは電話口で色々尋ねたいことがあるのだ。
今陣痛は何分毎?お水が下りたり(破水)出血の有無は?
いつから?何秒ぐらい痛い?などなど。
ママにしか分からない事が多いので、これらが伝言ゲームになる。
電話口で「おーい、今何分毎かってー」「・・・」「5分毎だそうです。」
というやり取りをゆっくりきいているヒマが残念ながらこちらには無い。
陣痛と陣痛の間は自分でちゃんと喋れる余裕があるうちにどうぞ。
2.あと何分後に病院にこれるか
「こちらに何分で来れますか?」と病院側が尋ねたときは、
『今から何分後に病院に着けますか?』という意味。
たまに病院までの片道の所要時間と勘違いされ、「(車で)5分です。」
5分⁉いや無理でしょ。病院のお向かいにお住まいならともかく。
どんなに急いでも玄関出て、車のエンジンかけてたら5分位すぐたつし。
まさか、そんな間違いなんて、と思うかもしれないけどあるんですって。
仕方ないの。ママは痛みと興奮でフツーの状態じゃないのだから。
例えば、片道15分かかるとしても、『今から実家に電話したり荷物積んだり
アレコレしてたら30分後に着くだろう』なら、30分と言ってね。
なぜそれを病院側が尋ねるかというと、もちろん準備のため。これ凄く大事。
「今から入院(の妊婦)が来る!」となったらやることてんこ盛り。
特に、もうすでに分娩室に産まれそうな人がいたら、も~う大変!
あなたが病院に来るまでの間に何をどれだけ出来るか頭はフル回転。
夜間はスタッフが少ない。でも夜のお産のほうが多いからね。
だから助産師は夜勤ができて一人前。
忘れ物ない?
お産入院の時ってけっこう荷物が多い。毎日の下着や寝間着、いつも使ってる化粧品などちょっとした旅行分のほかにデカいナプキンなどの衛生物品も要る。
まあどこの産科でも最低限必要な衛生物品はセット販売してるので、それを買った方が荷物が少しでも減って良い。
シャンプーリンスの類はだいたい備え付けがあるし、ポットや冷蔵庫、ドライヤーなど今の個人病院の備品はホテル並み。大学病院・総合病院は個室じゃなかろうけどね。
全部持って来なくても、すぐ産まれるならお産セットさえあれば、事足りる。
ただママは動けないから、後から持ってくるパパに分かるようにしててね。
冬場冷え性の人は寒さ対策を。もちろん病院内はエアコンきいてるはずだが、それでも手足が冷たいのが冷え性。血行が悪くなると微弱陣痛になりやすいという説がある。
特に下半身。靴下やレッグウォーマー、使い捨てカイロなどの用意を。
今流行りの骨盤ベルト(本当に流行ってるのか?)
妊娠中から使っていた、前のお産後に使って持ってるなら持ってきて。
お産直後から使える。経産婦や大きい赤ちゃんのときはお産後『腰がガクガクする』ことになるかも。あるなら使おう。若い初産婦とか要らない人は要らないんで買っとく必要はないかな。いろいろ種類やメーカーがあるから買う時は助産師に要相談。
絶対に忘れてほしくないのは母子手帳。ママの情報はカルテを見たらわかるけど、急ぐ時はやっぱり母子手帳。情報がギュッと凝縮されてて大事な項目内容が直ぐわかる。
それとお産が終わったら助産師は母子手帳に分娩記録を記載しなければならないのだが、直ぐ書きたい。夜勤してる助産師はシフト制なので、その時書けなかったら次いつ勤務やら、なのである(私の歳では書き忘れそう‥)。
やっと入院。それから‥?
どこの病院でも分娩係がいて、おもにその人が対応してくれる。
よっぽどじゃんじゃん産まれてる病院じゃなかったら、だいたい分娩係は一人。
どの程度自分に関わってくれるかは、他にお産の人がいるかどうか次第。
3~4人同時進行ってこともあって、助産師は回遊魚のようにその間をグルグル回ってゆっくり一人と向き合えない時も。
自分一人でありますようにと祈っててね。
自分のお世話要員は確保しとこう。ダーリンがベスト。何をしてもらうかというと
*痛い所のマッサージ。特に腰は自分では手が届かない。
*飲み物や食べ物の調達・介助。呼吸法で喉が乾くので水・お茶は必需品。
病院のご飯が食べれない時は食べれそうな物を買ってきてもらう。
*出来れば一緒に呼吸法をしてもらおう。痛くてペースが取れない時がある。
*何よりも慰めや励まし・お褒めの言葉をたくさんもらおう。嘘でもいいから。
辛い時はどうしても暗くなりがち。気分を上げて、と頼んでおこう。
さあ、入院してからが長い闘いの始まり。次回は闘い方!でゴザイマス。
それでは今回はこれでごめんなさいませ。


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