60才からの美容術 ⑦マスクは美容に良い?

 乾燥と共に美肌の敵は紫外線だと誰もが知っている。
 紫外線は肌から白い透明感を奪い、シミやシワを作る。肌の白さやシミ・シワの出来やすさも遺伝に関係してて、生まれながらにして有利な人もいるだろう。仕方ない、人生はそもそも不公平なものだから。だが、人生はある点で平等だ。お金も信用も勉強も、そして美容も、長い間コツコツと積み上げていくしかないという事である。
 大金持ちの家に生まれたり、特別な才能を持ってても、『勉強して実践』をコツコツ積み上げないといずれは消えてしまう。スタートダッシュが良くても、人生のレースは終わってみないと分からないのだから。

私の黒かった歴史?

 と、くだくだと説教くさい事を言ったのは『美容も継続』の重要性を強調したかったからである。
 特に紫外線に関しても毎日やらねばならない。何故なら、太陽の登らない日は無いからだ。悲しい事に紫外線による肌への悪影響は長い間蓄積し、若い時のツケが中年以降になって現れる。日に焼けた健康的な小麦色の肌が美しいと言われ、わざわざ日焼けオイルを塗って海岸で肌を焼く時代があったのに。

 私も20代の頃、夏の沖縄に行ってしっかり焼いた、というか焼けた。日焼け止めを塗った覚えはない。背中が真っ赤になり、ヒリヒリしてホテルで冷やしたものだ。手の甲が、まるで手甲(茶摘み娘が手に付けてるやつね)をしてるかの様に黒く焼けた。指って日焼けしないのねと感心した記憶がある。
 赤くなった皮膚はその後黒くなり、そのころショートパーマで髪がクリクリに跳ねてた事も相まって、周りから「ちびくろサンボ」と呼ばれた。(ごめんなさい、年配の方以外は分からないかもねぇ)

 余談だが、「ちびくろサンボ」は黒人の少年サンボが主人公の世界中で読まれた絵本。しかし、黒人差別と関係すると問題視され(内容はそんな感じではないが、「サンボ」を蔑称として使われたりしたらしい)絶版や復刊を繰り返している。「ダッコちゃん」も製造・販売中止になったよね。

 一時期の美白ブームで、全身黒ずくめ、夏なのに長袖・長スカート、帽子&日傘、手袋のフル装備での外出する姿も見られた。肌は守れるかもしれないが、その姿が美しいとは私は思えないんだけど。何の為にキレイでいたいかというと、自分も見る人も気持ちがいいようにである。見る人を暑苦しい気分にさせての自己満足はどうなのか?まあ、個人の自由だが。何事も極めるためには、人の目なんて気にしちゃいられないと言えばそれまでだ。

今や化粧品の進化はめざましく、コスメさえちゃんと使えば大丈夫と私は考えている。野外でレジャーやスポーツをするなら別だが。

 忘れがちなのは、腕とデコルテ。夏の終わり、鎖骨の所に日焼けの後がついてない?(私は今年も、うっすらつけてしまった)首の上部は頭の影であまり焼けないが、首の下部とデコルテは焼けやすい。秋にはもう元の色に戻ってはいるけど、やっぱりダメージは蓄積していくよね。
 車の運転にも気は抜けない。今は長袖で無い時は必ず長手袋をするが、やはり随分それを怠ってきたせいか、右腕と左腕の黒子(ほくろ)の数が格段に違う。左腕には黒子はほとんど無いのに対し、右は濃い黒子が点在している。右ハンドルで運転席側のドアガラスからの紫外線の影響だろう。いくら今の車の窓ガラスが紫外線防止になっているといっても、ゼロではない。これもチリツモである。

紫外線対策、何をする? 

 昔は漁業や農業に長年従事した方々の顔で、紫外線の皮膚への威力がわかったものだった。「紫外線を浴び続けたらこうなるよ」と。それを見て若い娘たちは恐怖におののいた。そして美白ブームがそれに拍車をかけた。今や男子もUVケアをする時代になった。(日焼けサロンに行くのはボディビルダーだけかしらん)

 紫外線はA波B波があり、日焼けやシミの原因はB波が作る。そしてA波は皮膚の奥深くまで届き、細胞を傷つけてシワやたるみを引き起こすのだ。私はどっちかというとB波のシミよりシワやたるみのA波の方がイヤだ。シミはメイクで隠せても、シワやたるみは隠しようがない。でA波の方が分かりにくいのよね。
 曇りでも紫外線は80%は通過すると言われている。B波は少し弱まるが、A波はほとんど変わりないという。家の中でも、紫外線は窓ガラスを通過する。朝天気に関わらず、自分に合った紫外線ケアのクリームは習慣的に塗っておくべきなのだが。雨の休日には何も塗りたくないよね。

 日焼け止めに表示されているSPFはB波の防止効果。PAはA波の防止効果をしるしたもの。普段使いではSPF15、PA+~++で良いとのこと。汗で剥げるので午前に1回、午後にもう1回塗る事。面倒だったらせめて目の下(頬骨のところ)と鼻の頭に追加塗りを。外出中ならそこにファンデをね。
 そうやって気をつけていてもどれほどの効果、どれだけの老化防止ができるのか。結果がわかるのは10年後、20年後?でもやるしかないね。ヒトはやらなくて済む理由をアレコレ探すが、結局黙ってやったほうが早い、と言うか、後悔しないじゃない?

 今は室内より戸外の方が、マスクで顔の半分は守られている。だからと言って、買い物とか「ちょっとそこまで」をすっぴんで行く女子も増えたとか。実は私も時々やってしまう。これに紫外線防止メガネをかけたら、完全にアヤシイ人である。マスク顔でも美しくあるにはどうすればいい?
 あ、そうそう、紫外線は目にも悪いし、目の周囲も守りたい。日傘や帽子も反射光には役に立たないと同様に、紫外線防止はただのサングラスはダメで、ちゃんと紫外線防止レンズで横からの光も入らない物がベストだ。

 ところで、イスラム系の女性が来日して百均に行った時、つけまつげやアイメイク製品を爆買いしてたのをテレビで見た。そうか、あちらの女性は目しか出さない衣装もあるから、目を魅力的にするのに集中するわけだ。これからのマスク社会のメイクもそうなっていくのかな。美しいアイメイクと幾つになっても魅惑的な眼差し。特に殿方には口で言うより目で語った方が効果的とか、ね。

 明眸皓歯。目は心の窓。
 ま、せいぜいマスクが今ほど要らなくなるまで、女性の目の美しさをアピールしましょ。そしてマスクのおかげで紫外線も防止できて、女性はこれからますますキレイになるのである。

それではまた次回!

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