お産が始まったら何をする?その⑪ -安産でGO!-

ん?お産が終わったのにこのタイトル?
まあまあ、細かいこと言わないで。
もうすぐこのシリーズも終わるから。(のつもり。ホントかね?)
今回の結論はこの2つ。

お産すんでも縫合まで頑張れ
できたら直ぐに授乳しよう

痛いのはまだ終わらない?

話はまだ分娩第四期。胎盤出たあとの出血も取りあえず大丈夫そうだったら、医師がキズの縫合に入る。
ここは医療者側もあまり語りたがらないところだし(母親学級ではまず出てこないし、ママに教えて意味あるの?と思う人もいるだろう)事前に聞いてたらコワい、というママは読まずにすっ飛ばして。

「お産より縫うのが痛かった!」と言われることがある(いや、絶対お産の方が痛かったって。人間って喉元過ぎれば‥。)
お産後の縫合が「痛かった」と「そう痛くなかった」は経験者に聞いても、意見の分かれるとこだろう。
縫合する時はまず局所麻酔をする。
「痛かった」派は不運にも局所麻酔が効きにくい場所にキズがはいったのかもしれない。(言い忘れたが、会陰切開の時も局所麻酔するからね。)効きにくい体質というのもあるかもしれない。

私は2回お産をしたが、一人目のお産はお産自体も辛かったが縫合もとても痛かった。
しかし二人目は2時間で産まれて、縫合も「今縫ってます???」という感じ。
こりゃもう何人でも産めるわ、と思ったね(いや、この夜勤ある仕事してて3人育てるの私には無理と思って2人で止めたけど)

そう、産道や会陰周囲も麻酔の効きやすさには場所で違いがある。
医師がへたっぴいからではない(絶対ではないが)
どこが効きにくいかはさすがにここでは言わない。そこがなってしまったら交通事故だ。一応助産師はそこが切れないように頑張っている。
会陰切開を入れる場所って当然麻酔がちゃんと効くところだからそこは安心して。

そして縫ったあともしばらく麻酔は効いてるので、キズは数時間後からまた痛くなりだす。そしてもうこの時には、今後のすべての痛みをお産のと比べて『まだまし』と思う人間に進化している。

最初の授乳のチャンス!

この分娩第四期には赤ちゃんも覚醒していて口をパクパクさせて欲しがることが多い。
だいたい生まれて30分~1時間ぐらい。その後はまたおやすみモードになる。
なので縫合や着替えが終わってママも落ち着いたら、授乳をしよう。
まだ起き上がらない方がいいので、分娩台で寝たまま。助産師が介助がする。

ダーリンやママのお母さんもそれを見て「もうおっぱいが吸える!」とビックリされるが、赤ちゃんはママのお腹の中で自分の指を吸って練習してきたのだ。

この分娩直後の初回授乳の効果
①この赤ちゃんという生きものは「吸う」ことで精神的安定をはかる。
 不安な時、どこか不快な所があるときは吸うことでおのれをなだめ落ち着かせる。
 指しゃぶりがそうだね。
 いきなりお産のストレスをかけられ、環境が激変して赤ちゃんも不安。
 ママに抱かれ(聞き慣れた)声を聴きおっぱい吸って落ち着こうね、の意味。
 母乳はまだほとんどの人は出ない。
 出てないのに?と不思議がるママや、「わあ~飲んでる!」と喜ぶ家族も。
 『飲んでる』ではなく、正確には『吸ってる』です、はい。訂正はしないが。

②ママは赤ちゃんに吸われる乳首の刺激でオキシトシンの分泌が増える
 オキシトシン~子宮収縮ホルモン。
 その為子宮収縮が促進され、出血も止まりやすい。
 それと初産婦には後陣痛は少ないしね。
 後陣痛とは産後の子宮収縮の痛みのこと。「後腹(あとばら)が痛む」とも言う。
 たまにこの後陣痛の強い人(多くは経産婦)がいて、その場合はお勧めしない。
 やっと終わった陣痛がまた来るなんて‥。

③オキシトシンのもう一つの効果。オキシトシン別名「親愛のホルモン」
 このホルモンを脳で感じると、『親愛感情』を持つという。
 お産以外のどんな時に分泌されるかというとスキンシップとのこと。
 キスやメイクラブはもちろん、ハグでもですってよ。

 【どこかの外国での実験】の話。
『信頼ゲーム』というものだが、詳細は省くが被験者にオキシトシン(この場合はスプレーでかがせた)を与えたグループとそうでないグループとでは、明らかにその時の見知らぬ人への信頼度が違う、というものだった。オキシトシングループのほうが相手を無条件に信頼した。

 ママはオキシトシン値が上がり、我が子をより『かわいい』と感じる。
 赤ちゃんはママの身体から発するオキシトシンを嗅いで感じるという。
 母子相互作用の始まりだ。

さあ、次回はいよいよこのシリーズの最終回(のつもり。しつこい‥。)
産後のトイレや入院中の回復について。それではごめんなさいませ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました