年間30万円近くも費やしてきて、私の生活の一部となっていた通販番組。
今年の6月、コロナによる業績不振でリストラされて雇用保険の給付金で生活することになったからには、不必要な浪費はことごとく削除しなければならないと決意。
今までに、冠婚葬祭会社の会費や、車両保険、ガン保険などは解約し、生活必要費を落とす努力をしてきた。そして、いよいよ20年以上もお世話になってきた通販番組にメスを入れる時が来たのだった。
本当に必要ないかの検証から
だが、百貨店や商業施設には行くことが殆ど無く、必要なものは全てこれで済ませてきた私に、果たして本当に不必要かの検証が必要だ。(まだ抵抗している)
幸い、そこから購入したものは全て書き留めてある。だから年間30万とわかるのだが。今まではそこ止まり。
そして今度はそこから、「買ってよかったモノ」「買わなくてよかったモノ」に〇✕を付けていく作業をしたのだ。
結果はおおよそ半々である。成程、コスメ、洗剤などは絶対要るし、今更どのメーカーがいいか分からない。ということは年間は15万円分ぐらいは必要と言う訳だ。月にすれば、1万円強というところ。
いや待てよ。買って良かったモノの中に家電や服も入ってるぞ?確かに働いている時は多少の余裕があったが、今はこれらはリストラ中は買う必要も予定もない。あと欲しいのはお掃除ロボットだけだが、時間が有り余る今は取りあえず無くて良い物。(と、掃除が嫌いな私は自分に言い聞かせている。高価だし)コスメと洗剤に限定したら、月1万は要らないのでは。
送料定額の罠
記録を見るとリストラ後は月1回ペースで注文している。最初の2回は食品だ。 そうだった。年間送料定額の更新を断って、送料込みの食品に限定してたんだった。
送料定額とは、ある一定額払えば年間(半年契約もある)何度注文しても送料がかからないというものだ。ここの場合、年間7回以上注文するならこちらがお得である。(それでも年間定額料は4000円以上する)
年間30~40回注文していた私にとっては十分元が取れていた。しかし、リストラで「7回も注文はしない!」と決心、その決心を強化すべく送料定額の更新中止に踏み切ったのだった。以前は「何回頼んでも送料無料」だと、ホイホイ注文していたのだから。
しかし長年の習慣というものはそんなにスイッチを切ったようには止められない。
いつもその番組を流して無意識に「何か買うモノないかな」と探していた私にとっては、60キロ走行の車でいきなりブレーキを踏んだようなものである。車は急には止まれない。やっぱり買いたくてムズムズする。
見なきゃいいのだが、まだ迷っていたのだ。長年飲んできたサプリ(これも一時中止を決めていた)が出たらやっぱり買っておこうか、入浴剤も切れかかっているが、安い市販品にすべきかなど。そして観ればとうとうムズムズが抑えられなくなって、「せめて送料の要らない(正しくは送料込みの価格販売で、追加送料がない)食品ならいいよね」と手が出てしまったのである。
通販番組の食品での失敗
結論。それらの食品が『すっごく良かった!』なら何ら問題はない。テレビではあんなに美味しそうだったのに、可もなく不可もなくというところである。(そういうものよね)送料の関係か、3000円台後半以上でしか販売しないので、食品だったらだいたい大量である。一人暮らしの私は飽きてしまうので、結局誰かにお分けすることになる。
最初に買ったのは『煮魚3種』。鯖味噌煮、イワシ・サンマの醤油煮の各10パック。
魚調理は面倒だし、常温保存で湯煎かチンですぐ食べられる。1パック200円しないし。
ところが届いてみれば1パックの魚が思ったより小さかったのだ。これでは1回に2パック必要になり、コスパが悪い。(1食400円弱)考えてみれば、それだけ人の手がかかっているのだから、当たり前だ。調理し、パックに詰め輸送し、宣伝し、配送する。半分以上は人件費だろう。
しかも味が濃いのでご飯は進むだろうが、2パックでは明らかに塩分の取り過ぎだ。
和食の達人が味付けしたという触れ込みだったが、その人ご飯が好きなんだろうな。生憎私はご飯は少量(子供茶碗1杯ぐらい)しか食べない。ダイエットの為でなく、糖質を一度に大量に食べると直ぐ眠くなってしまうからだ。だから、味の濃いオカズはご法度である。
やはり食事を美味しく薄味にするには自分で作るしかないと再認識した。
余談だが、何でも自分でするというのは今の時代では効率が悪いそうだ。得意な分野だけやって後は家族と言うチームか家電や人に任せれば良いと。しかしそれは、家族がいて経済的に余裕がある人のケースである。なんて言っているから、いつまでも雑事に時間をとられて貧困から抜け出せないんだよと言われそう。
でも、苦手なことが段々苦手じゃなくなる楽しみ、工夫する楽しみもあるんだよね。それには変わる勇気が必要だが。
次に買ったのは『アジャン産ドライプルーン』である。フランスのアジャン地方の大粒プルーンを無添加でドライにしたものだ。これを注文した頃はドライフルーツの美味しさに目覚めはじめていて(60才からの美容術⑱ドライが美味しい!を見てね)このドライプルーンは大きくて(普通の2倍!)『皮が無いかのように柔らかい』がウリだった。
「食べてみたい!」の誘惑に勝てず注文し、届くのをワクワクと待っていたら。
なんと近くの輸入食品店にあったのだ。アジャン産のドライプルーン。価格もそう変わらない。私は早速それを購入し注文したものと比べるべく、届くのをジリジリと待った。
「私が注文したモノの方がきっと美味しいに違いない」と自分に言い聞かせながら。
届いた。大粒のプルーンが5~6粒入ったパックが十数袋。
注文したモノの方が若干大きく柔らかかった(気がする)。だが‥。
所詮プルーンである。大きいだけに一度に2個食べるのがせいぜい。1週間に1パックの消費ペースかな。食料品店で買った方を食べ終え、今は3パック目。で、もう既にちょっと飽き始めている。結局誰かにあげることになるなら、コスパもへったくれもない。一人暮らしでの通販食料は賞味期限が2年位ないと消費出来ないと分かった。途中で飽きるからである。
しかしそれはそれで、その存在を忘れそう。
そもそも送料が要らないのではなく、『送料込み』なのだ。送料払ってでも価値があるものを買わねば意味が無いのでは?
しかし。問題はそこでなく『必要でなく、欲しかったから買った』ということである。
消費や節約の話では基礎中の基礎。何かを購入する時はちょっと立ち止まって「これは本当に自分に必要か?」と問うこと。それが出来にくいのがテレビ通販だ。これこそが最大の罠なのだ!大抵のお買い得はその日限り。一晩寝て考えることが出来ない。(一晩考えたら大抵要らなくなるよね)
この2回は、なくても困らないのに「食欲を刺激されて衝動的に買ってしまった」ケースだ。今までは仕事収入があったので気軽にポイポイ誰かにあげて済ませていたが、今後はよく考えよう。(えっ?止めるんじゃないの?)
そうして私は食品に『送料込み』の言い訳をやめて、注文をしなくなった。
だからと言ってその通販番組からの購入は終わらなかったのである。
それでは続きは次回で!ごめんなさいませ。


コメント